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世界一流スパにも勤務中!       元豪華客船セラピスト★海外女社長 ・由美どんのアメリカ挑戦★

医師からの宣告

2005-09-22 の日記 / 記事の内容

昨日の夕方、担当医から電話があった。

「2回目の血液と尿からのホルモンの数値が前回からほとんど上がってないので、残念ですがたぶん流産したでしょう・・・アイム ソーリー・・・・」と宣告。

あっけに取られ過ぎてまだ深刻ではなく、かなり普通に電話対応してた私。

担当医に「明日、超音波の検査を受けて正確に確認して下さい。」と言われた。

無感情のまま、超音波専門の病院に電話し今日の2時に検査予約が取れた。


・・・・・・・・・・・・・(無感情)


「心臓がもう止まってますよ」って聞きに行く為の今日の検査予約。


心は空っぽだった・・・・・(無感情)


楽天のお友達とチャット中だった時に担当医の電話がかかってきてたので、
お友達に言われた事を話すと・・・言葉が見当たらないと返事。


私も同じ・・・・・・・・・


でも、お友達に「最後まで信じなきゃダメ!超音波受けるまで信じて!」と励まされた。

・・・・・・・・・やっぱり心に何も感じなかった・・・
空っぽの私の気持ち

放心状態ってこういうのを言うのだなあ・・・


夕方には前々からの約束どおり、教会でマッサージの講義をしなければいけなかったので、鏡の前に立って自分に言い聞かせた。

「やらなければいけない!取り乱すな。プロなんだから、しっかりやれ!」


緊張も手伝って、取り乱す事も無く
大好評でみんなに喜んでもらって2時間の講義は終わった・・・・・・・


夜の9時に家路に着き、旦那に会った。

その時にも無感情。

旦那もぼーーーとテレビを観てた。



私はインターネットで流産の原因について調べてたら、
急に「初期妊娠の流産のほとんどは染色体の異常が多い」という言葉を読み腹が立ち、感情が込み上げてきて倒れるようにして泣いた。


怒りが急になぜ起こったかというと・・・・・


●これが2回目の流産である事

●どちらも6週目での流産である事

●アメリカの医師は原因の解明はせず、「仕方が無かった」とか「染色体の異常だったのだ」で自分には非が無いと表現し、簡単にこの悲しみの結果を済ます事

●日本で産婦人科に通って対応していれば何か方法があったのでは?とアメリカの医療のシステム&雑さ、高額医療制度(特にアメリカの入院は1日20万円)、に対して日頃からあまり良く思ってないこと

●専門医に回されていくので、敏速な対応が取れてないアメリカの医療に対しての怒り・・・・


怒りの込み上げ方を考えていくうちに、
自分が誰かのせいにしたい、何かのせいにしたいという事を恥に思い、
理性が働いて急に冷静になった。


それはまるで台風大雨注意報が突然小雨になった気分だった。


涙が小雨のまま、主人の居るリビングルームに行った・・・・

主人に「とりあえず ベッドに横になろう・・」と言われ
無言のまま抱きしめてくれた。

塞き止めてた感情がダムが壊れたようにわあああああ~~って泣いた。

鳴き声が収まっていくうちに、
旦那の胸もヒクヒクと動いている事に気が付いた。

「この人も泣いてる・・・」「この人だって辛いんだ・・・」



2人で言葉の無いまま、とりあえず泣いた。


落ち着いて話をした時、2人とも告白をした。

由美どんは実は今日の朝に何か吹っ切れた気分がしたこと。母親の直感とでもいうのか、何か内面から他の生命が育ってる気を感じないというか・・・体が急に軽くなった事を話した。それに今朝、気のせいかお乳の張りが急に止まったのだった。

旦那・松男君は・・・・・・

「1週間前に出血して、その為に神権の祝福という特別なお祈りをする前に、突然神様から この子は死ぬよって直感が頭に浮かんだんだ・・・・でも、悲しんでる君にはこの事が言えなかった。ごめん。。。。。 でもやっぱりそうだったんだね。」


私達は泣きながらどんなにこの子の事を愛しているか話した。

でも、改善というか前進策も話した。

「あと5年後の35歳までに子供が持てなかったら、養子をもらおう」

気休めでも何でも良かった。
こういう話をして2人は劣等感を紛らわした。。。。



幸いな事に、

私の教会は世界でもとても大きい教会団体で、養子制度がとても整っていて、
その辺の子供で金儲けするような養子団体とは異なり、多額の金額を払わなくても、ある一定の条件をちゃんとクリアーしていると教会の責任者に認められれば、若くても養子を何人ももらう事が可能である。


「まだまだ希望はある!」と2人で励ましあった。


そしてもう一度、主人に「特別な祝福のお祈り」をしてもらった。
今度は堂々と主人は祈っていた。彼の言葉に力と愛を感じた。
お祈りの後、とっても元気になった。ありがとう 松男君!

終わった直後、どっかで解ってたかのように日本の実家の母から電話が入った。

ウキウキしている母の声。
きっと名前の事で「決めたよ!」って報告だったのだろうと思う。

母の言葉をさえぎって、医師から言われた事を伝えた。

母は泣き出し、涙声で「まだ超音波の検査してないんだから、しっかりしなさい!」と叱咤激励された。

私は「うん・・・・」と答えた。

母は「結果が出るまでやけを起したり、腹を立てたりせず、しっかりしなさい。自分の健康が一番だから・・・」と語尾が涙声で良く解らない声。

私は話題を変えて
「お母さん、名前決めたから電話してきたんでしょ!?」って切り出したら、

母は涙声ながらも笑いながら

「うん、お父さんとお母さんの名前の一文字ずつ取って、男なら健志郎(けんしろう)、女なら綾華(あやか)って付けてもらいたかったの。。。。」

私「・・・・・うん!絶対つけるから!子供、いつかちゃんと出来たら、ちゃんと付けるから・・・・(涙)でもさ、けんしろうってさあ、北斗の拳みたいだね!爆」

母「強そうで優しそうないい名前でしょ?笑」

その後、うちの旦那と母は片言の英語と日本語を混ぜて会話し、
電話口で母が一生懸命うちのアメリカ人の旦那に

「由美をヨロシクね。ちゃんとやさしくやさしくしてね!お願いね。」とゆっくり大きな声で主人に話してあげてた。

主人は「はい。 はい。」ともどかしく繰り返していつもの義理の母との会話をしていた。

主人も英語で母に「I WILL TAKE CARE OF YUMI.」と伝えてた。

電話をかわって母とまた話すと

「何を言ってるか いっちゃん(全然)解らん!」と言ってた。

ガハハハ・・・いっつも解ってるようなそぶりで会話するんだからお母さん。







そんなわけで、今日の昼2時に超音波の検診を受けてきます。
「心臓が止まってるよ」って言われるのを聞いてきます。


流産の原因が早く解明されて、正しい治療と信頼できるドクターを今後見つけて行きたいと思います。


コメント残すの大変だし、みんな読むのも辛かっただろうなあ。。。ってちょっと反省した今日の日記でした。みんな読んでくれてありがとう!

結果がどうであれ、めげずに頑張るからね!






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