銀粘土 art jewelry j-spica

昨日の午前中、教室でお借りしてるマンションのインターホンがなり、カメラで来客を見たら＜Ｓ急便＞の宅配の方でした。
荷物の到着？の予定は無いのに、何だろう～と思いドアを開けて、荷物を受け取り、荷札を見たら～昨年、伯母が急死して一人で、田畑をしてる伯父からの愛情一杯の＜ジャガイモ＞でした。（^^)
ゴールデン・ウイークの時に、この歳になって初めて、お百姓を体験した私ですが、いつもなら、凄く嬉しいのに～どこか心がポカーンって言う感じです。
連休の時に、こんなに広い土地（田畑）で亡き伯母と二人で作っていた
ジャガイモは、もう、食べれる事は無いんだあ～と心で自分に言い聞かせながら、手伝った私・・・。
このダンボールの中のいくつかは、亡き伯母と二人、夫婦二人で作ったジャガイモかも知れないけれど、後は、一人残された伯父が、涙を流しながら
作ったジャガイモ・・・。そう思うと悲しくなるばかり・・。
畑仕事をした事が無かった頃は、スーパーで買ったりしたジャガイモは
スライサーでガンガンむいて料理していたけれど、昨年、伯母が亡くなってからと、畑仕事の大変さを、体験してからは、スライサーは一切、使わず
本当～蒸かしてから、皮をそ～っとむいてから料理をする様になって尊く食べる様になったのです。
昨日～電話が出来なかったので、今日電話をしたのですが、伯父が箱の上の方に＜ふだん草の種があるから、水に少し浸けてから土に植えるんだよ！＞と・・・。
ふだん草とは～仮の名前で、正式な名前がわからないのですが連休に行った時に、炒め物などに、一緒に行った母が料理をしてくれて、少し灰汁があるけれど、私が＜美味しい！＞と言った言葉を伯父が覚えてくれたのです。（－－；
亡き伯母が、やはり大好きだった野菜だったと、伯父がポッツリ言っていた事を思い出してしまい、愛情一杯のジャガイモは、嬉しいけど、一人暮らす伯父の姿が鮮明に出て来てしまい～心配に、なってしまいました。（－－；
11月がくればもう、一周忌・・・。
一年って本当～早い・・・。
以前は、電話を入れる度に、電話の向こうでは必ず泣いてる伯父が
また、年内に行くからね～！と、私が言うと＜無理せんで、ええよ！＞と
一生懸命～強がって言っていたけれど～あんな辺鄙な島に、７３歳の伯父をいつまでも一人にしておきたくない～と、独身だったら・・・といつも思いながら、悲しくなります～（－－；
年内には、必ず～また自分のルーツ？である伯父の住む島へ行こうと
決心？をしました～（^^)
ふだん草・・・ちゃんと植えないとなぁ～（^^)
5月に持ち帰った、ニラはしっかり根がつき～花が咲きました！
ニラに花が咲くなんて、この歳まで知らなかったので、伯父に報告したら
そのままにしておけば、増えるからいいんだよ～と嬉しそうに言ってくれたのがせめてもの＜笑った声＞でした。
明日からも、仕事～頑張って、九州に逃避行する軍資金をせっせと作らないと・・・。（^^;
その前に、生徒さんにも、許可を貰わないと・・って感じです。
食欲の秋ですが～大切に大切に、ジャガイモを食べよう～と再確認した日でした。