2013/01/19(土)17:57
きみはいい子 中脇初枝著
初めての作家さん。
夕方五時までは家に帰らせてもらえないこども。娘に手を上げてしまう母親。求めていた、たったひとつのもの―。それぞれの家にそれぞれの事情がある。それでもみんなこの町で、いろんなものを抱えて生きている。心を揺さぶる感動作。
5話からできています。みんなある一つの街を中心に。
いろんな家庭があり、いろんな親がいていろんな子供がいて
普通に可愛がられて育つだけで・・・
いや、外で虐められるのもつらいけれど
家で親からやられるというのはどんなものだろう。
読んでいて胸が痛くなりました。
あぁ、そういえば、私の母親もテストが悪いとめちゃくちゃ
叱ってた。あれ虐待だったなぁ。
と読みながら思いました。
おかげで、自分の成績しか興味が無く、人の成績まるで知らず
ライバルもいない平和な子だった。
ただただ、この点数で母が満足するかだけしか頭になかったから。
★★★★