kororin日記

2016/08/18(木)14:28

今日は百日紅のお話

庭の花(825)

昨日は、庭の千日紅のことを書きましたが、 今日は百日紅(サルスベリ)のお話です。 この写真は、一昨日の朝撮ったものです。 何の気なしに、パパパッと撮って、部屋に戻ってから じっくりと写真を眺めたら、 花のつくりが、なかなか面白いですね。     長い柄の先にひらひらがついたような花びらが、 六つに割れたつぼみからにょきっと出ています。 そして、中央に、もしゃもしゃが。     よく見ると、もしゃもしゃの間から、太いめしべが出ています。     まだもしゃもしゃになる前のお花です。 よく見ると、先が黄色の短い雄蕊のほかに、 ひときわ長いおしべが取り囲んでいるようです。     こちらの方がわかるかな? 長いおしべには、赤黒いような花粉がついていて、 下向きになっています。 そして、黄色のおしべは、みじかくてたくさん。     ここで、ふと、「なんで長いのと短いのがあるの? それに、なんで色が違うの?」 と考えてしまいましたよ。 で、いろいろと検索して調べたら、 短いおしべは、花にやってくる虫たちの食べ物用、 そして、長いおしべは、蜜や花粉に夢中になっている虫の背中に、 ぺたんと、花粉をくっつけるためのもの。 つまり、虫が他の花に移動したときに、 そちらのめしべに受粉させるための花粉が赤黒い方、 ということのようです。 実際に、黄色いおしべと赤黒いおしべを研究した人が たくさんいらっしゃるようですが、 こちらは、写真も大きくて、面白いです。 おわりの方に紹介されている高校生の研究論文が なかなかすごいなぁと思いました。 長いおしべの花粉と短いおしべの花粉を比べたところ、 長いおしべの花粉は、発芽率が2倍だったらしい。 そして、短いおしべの花粉は、グルコースが1.52倍含まれているので、 昆虫の食料として優れているとか。 大学の受験勉強ばかりでなく、 こういう地道な研究をしている高校生もいることに、 とても感激しました。 農業高校とかなのかしらね。 私も、いろんな機材とか薬品を使って、 成分を検出したり、微量成分を量ったりしてみたい。 とにかく、電子顕微鏡を一度でいいから、操作してみたい。 というのが、私の大きな夢です。        さて、昨日の三線ですが、大成功。 直前に、歌詞を書いたり、暗唱したりして、 まるで受験勉強みたいだったけど、 ばっちり覚えてからサークルに参加しました。 おかげで、三線の楽譜(工工四)も歌詞も見ずに、 全部弾き語りできましたよ。 やったー!! 三線サークルは、9月いっぱいの予定だったのですが、 このたび、めでたく、10月からも開講されることに。 渡された申し込み書に、すぐに記入し、提出してきました。 10月からは、沖縄ポップス(涙そうそう・童神とか)、 沖縄民謡、そして、早弾きの曲なんかもするそうです。 ものすごーく楽しみです。       

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