2017/01/01(日)22:49
元日の第九も、なかなか良いものですね。
年末30日から滞在されているお義母さんも、明朝ショートステイに戻られます。旦那がどこにいるのかわからないと、こちらの部屋までやってきて、
「私の連れはどこでしょうか?」
と、私に尋ねられます。すぐに旦那を呼ぶと、
「明日は、一人では帰ることができませんから、連れて帰ってくださいね。」
と、息子(旦那)に頼んでいました。
心配しないように、紙に大きく、
「帰るのは2日の朝9時半」と書いてこたつの上に置いてあるので、それはわかっていらっしゃるのだけど、やっぱり不安なのでしょうね。
こたつの座椅子に座って、ずっとテレビを見ていらっしゃいますが、旦那が横に一緒にいると安心されるようです。
でも、旦那はふだん全くテレビを見ない人だし、年末年始はたいした番組もあっていないから、旦那もあきてくるようで、時々こちらの部屋にもどってくるの。すると、お義母さんが探しに来る、という感じ。
お義母さんは、9月に89歳になり、いよいよ頼りにできる知り合いは息子だけ。息子だと思っているのかどうかわからないけど、よく知っている人で頼りになるとはわかっているみたい。
さて、さっきNHKオンデマンドで面白い番組はないか、と探していたら、お義母さんと同じ89歳の方が指揮をされた年末の「第九」の番組を見つけ、ヘッドフォンをつけて見てみましたよ。
オーケストラは、N響。指揮者はヘルベルト・ブロムシュテットさん。
ソリストは、みんな日本の方ではなくて、ちょっと残念。
合唱の皆さんは、みんな暗譜で歌っていらっしゃいました。私も一緒になら、なんとか全部ドイツ語の歌詞で歌えました。旦那と一緒に出演してから、もう30年以上たつのに、覚えているものですね。
夜だったので、一緒に歌うわけにはいかず、口だけ動かして参加。
明日また、旦那がお義母さんを送っていった後に歌おうかな。
第一楽章から続けて聴いていましたが、やっぱり、第四楽章になると血が騒ぎ、合唱のメンバーの立つポイントが近づいてくると、心拍数が上がります。ひょっとしたら、血圧も上がるのかしら。
朝からずっと忙しかったけど、夜になって、ご褒美をいただいた気分になりました。o(*^▽^*)o~♪