kororin日記

2017/01/26(木)00:04

箱織り第二弾、完成しました。

手芸・工作など(503)

昨日織り上がってから、何にしようかと考えていたのだけれど、結局一番使いそうな巾着にしました。 中袋に使ったのは100均で買っていた手ぬぐいです。ひもも100均、あら、それならこの巾着は、すべて100均の材料でできたということになります。     あぁ、なんか達成感があります。 ではせっかくなので、途中経過をおさらいしますね。 前回より進化したので、幅が一定になるように、爪楊枝4本と、ペーパーフラワー用のワイヤーで幅を固定しています。 すると安心しており進むことができました。 途中、どうしてもたて糸が横糸に引っ張られて中央に寄ってくるので、それは編み棒でつついて整えましたよ。     編み進むと狭くなるので、ワイヤーを抜いて、テープも外して少しずつズルズルと移動させてから、また横にワイヤーを置き、爪楊枝もきちんと刺しました。 あ、この爪楊枝も倒れないように、斜めに突き刺しています。(箱の内側に突き抜けています)     そして、輪になった状態で出来上がったのがこれ。     今回の目当ては、輪に織ること。前回よりも幅がきちんとそろって綺麗です。でもこのままでは何にも使えません。頭にも入らないし、カバーにもできない。 いろいろ考えたあげく袋にすることにして、たて糸に使った糸の残りで一目ずつすくって綴じました。         このまファスナーをつけて、ポーチにしても良かったのだけど、尖ったものを入れると、織り地にひっかかりそうなので、中袋をつけることにしました。     ひもの長さがぎりぎりで結べそうになかったので、織り地に使った毛糸で玉を作ってくるみました。かえって可愛くなって良かったかも。     さて、このところ、世界の歌サークルでは、モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」の中のアリア、 「恋の悩み知る君は(恋とはどんなものかしら)」を歌っています。 ケルビーノという小姓が歌うものでメゾソプラノが担当する曲です。   恋とはどんなものかしら ここにリンクを貼ったものは、歌詞と和訳が出るので、練習にも便利です。これと全く同じ高さでイタリア語で歌うんですよ。 一応声はちゃんと出るのですが、続けて4回とか歌ったら、もうふらふら。腹筋にしっかり力を入れて歌いますから、気合が入るのですね。 夏にある発表会で歌うらしいので、なるべくはじめの方で歌いたいです。(体力が残っているうちにね。) もう一つ、衣装をつけた人が歌っているものがありましたよ。   恋とはどんなものかしら これを見ると、いったい何をしているところなの? と不思議に思いますけれど、もともとのお話がややこしいもの。 有名なオペラ、「セヴィリアの理髪師」の続きのお話がこの「フィガロの結婚」だったなんて、今回初めて知りました。作曲者は違うけれど、お話としては続いているんです。 びっくり!! ロッシーニの「セヴィリアの理髪師」のあらすじ ・両親をなくしたロジーナは、後見人バルトロの家に監禁されていました。バルトロはロジーナの遺産を狙って、娘ほど年が離れているのに結婚しようとしています。 そのロジーナを見染めたアルマヴィーヴァ伯爵は「町のなんでも屋」のフィガロを使って、あの手この手の作戦を練ります。それに気づいたバルトロも応戦。 結局伯爵が貴族の威厳を見せてロジーナを勝ち取り、バルトロにはロジーナの遺産を渡すことで一件落着。 モーツァルトの「フィガロの結婚」のあらすじ ・ロジーナは伯爵夫人になりましたが、夫の浮気に悩んでいます。フィガロは邸の小間使いのスザンナと結婚することになったのですが、浮気者の伯爵は「初夜権」をふりかざして使用人の妻を自由にしようとしています。それに気づいたスザンナはフィガロといろいろ策を練ります。 なかなかうまくいかなかったけれど、フィガロが実はバルトロの実の息子であったことがわかり、ようやく二人は無事に結婚式をあげることができました。伯爵はロジーナ夫人の罠にはまって浮気がばれ、許しを請い、ロジーナは広い心でそれを許しましたとさ。 というお話。 この劇は風刺劇で、貴族の横暴を描いているため、何度も上演禁止になっているそうですよ。 知らんかった~!! ( ゚Д゚)!! ※注「初夜権」というのは、中世のヨーロッパに実際にあった法律で、「伯爵の領地内の娘は、結婚する際には必ず伯爵に身をささげないといけない。」というもの。 そうそう、あのアリアを歌う小姓のケルビーノは、どんな女にでも恋してしまう思春期の少年らしいです。その気分で歌いましょう。がんばります。

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