2017/03/19(日)11:02
春の庭とミカンのお菓子
すっかり、春ですねー。
虫の気分で景色を見れば、ムスカリが咲き、シャクヤクの新芽に陽の光が透けて、美しい・・・
我が家の花ニラ、その後、どんどん次の花たちが開いていますが・・・
変なのばかりではありません、ちゃんと普通の花も咲くのですが、
今のところ、足りないのが多い。
そうそう、ついに、我が家の甘夏の皮を使ったお菓子を作りました。
あと一皿は、母にあげました。
いつもは、これに湯煎で溶かしたチョコをつけて、オランジェットにするのですけど、今回はカロリーの関係で、がまん。
毎年作っているのだけど、職場の人にもっていって一緒に食べていたのは、こんなの。
忙しくて、みんなくたびれていましたので、お昼休みに出して、一緒につまんだりしていました。
ま、さらっとつくり方を書いておくと、かんきつ類の皮を一晩水を変えながらつけ置きしておいて、その後、水で煮てはお湯をこぼし、また水を入れて煮てお湯を捨てる・・・という作業を繰り返します。
この回数を少な目にすると、ピリッと苦みの効いたものに。
甘い方が良ければ、何回もやります。私はだいたい、4~5回くらいかな。
それから、皮を好みの細さに切って、今度は砂糖と洋酒と水(私はグランマルニエを入れます)をフライパンで加熱して砂糖が融けたところで、切った皮を投入。
あ、投入する前に、皮に含まれている水を軽く絞ります。そうすると、フライパンに入れたとたんに砂糖水が沁みますので・・・
それから、水分がすっかりなくなるまで、ゆっくり煮ます。
お好みで、しっとり感が残るくらいでも、カラカラになるくらいでも、どちらも美味しい!!
それを、クッキングペーパーを敷いたトレーに広げて乾燥させて出来上がり。
カラカラになるまでフライパンで煎ると、どうもフライパンが傷んでしまうのがわかったので、最近は、ここまではやりません。しっとり感が残るくらいで加熱はやめて、この状態で数日干します。
好きなくらいに乾燥したら、今度は湯煎にかけたチョコにつけて、テーブルの上に敷いたアルミホイルの上にどんどん並べていき、固まったらできあがり。
ザボンなどを使うと、白い部分がいっぱいあるので、ザボン漬を作ることもあります。
最初に皮をむいたところからすると、一週間くらいかかって出来上がるお菓子ですけれど、放置する時間が長いだけなので、手間はかかりません。
次男坊が言うには、
「今まで食べた中では、パール柑が一番美味しかった」
らしいです。
私もそう思うのだけど、せっかくだから、我が家の甘夏の皮を使います。