テーマ:暮らしを楽しむ(383611)
カテゴリ:読書
昨日の夕方届いたのが、この本。
なんかを検索していたら、この本の紹介に出会い、ちょっと興味がわいたので買ってみました。 アマゾンで1円。送料が257円なので、合計258円です。天神の本屋さんまで行くと、定価が1524円ですし、バス代、もしくは駐車料金がかかるし、なんか他の物までつい買ってしまったり、お腹がへって何か食べたりしそうですから、ネットで中古の本を注文できるのは、本当にありがたいです。 それから、晩御飯の支度や、いろんな片付けの合間にちょこちょこ読んで、旦那が寝てからは一気に最後まで読んでしまいました。 作者は、柴田よしきさん。1995年に横溝正史賞(現在の横溝正史ミステリ大賞)をとった方で、警察小説、ハードボイルド、SF、ホラーまで幅広いジャンルの本を書いていらっしゃいます。 私は以前女探偵RIKOシリーズを読んでいましたから、ちょっとだけ馴染みがありました。 この本「小袖日記」は、上司と不倫をしていて、奥さんの妊娠をきっかけに関係を終わりにしようと言われてやけになったOLが主人公。 やけになって、自殺も考えたけど、やっぱりやーめた、という気分になった瞬間、何かが頭の上でピカッと光って、気づいたら「おかめ」の大群に囲まれていた・・・ という話です。 そのままの姿でタイムトリップしたわけではなく、その時代に生きていた「小袖」という若い女官の頭の中に入っていった感じ。女官の時の記憶が少しは残っているようで、平安言葉などは聞き取ることができるし、小袖が作っていたと思われるような和歌を詠む力はあるけれど、二人分の人格が共存しているわけではなく、なんとかして怪しまれず生きていかないといけないのでした。 面白いのが、この「小袖」が仕えているのが「香子」さまという女房で、中宮の彰子さまの教育係。正体を隠して、「源氏物語」を書いていらっしゃって、その話のネタ集めをしていたのが「小袖」というわけでした。 だから、「源氏物語」の元ネタとなった事件の謎を香子さまと一緒に謎解きして、それがそのままの形ではなく物語に描かれていく、その過程が面白く書かれています。 第一章[夕顔」 第二章「末摘花」 第三章「葵」 第四章「明石」 第五章「若紫」 それぞれの話が面白いのですが、いったい最後はどんな終わり方になっているのか、それが気になって途中で寝る気になりませんでした。 結局読み終えたのが夜中の1時過ぎ。 ネタバレになったら申し訳ないので、書きませんけれど、納得の終わり方でした。 納戸をいっぱい片付けたので、この本を並べる隙間はできています。よかった・・・ では、今日は、二階のベランダから、普通のデジカメで撮った写真を載せます。 まずは、これ。 二階からも見えるように育ってきましたよ。 なんか、一つだけ、四つ葉ではないか?? と思われる雰囲気の葉っぱがあります。後で庭に出て確かめてみましょう。 それから、これ。三線から帰ってきた時に、あれ? と気になっていたところ。 この枝についた葉っぱだけが紅葉しています。綺麗・・・ ここには、黄色と赤紫のユリが咲いています。 白いユリは、その奥。 そして、こちらには、赤黒いような色のユリが咲いています。 真ん中の、元池だったところには土が入っているのですけれど、ここを一昨日母がでっかいスコップで掘っていたのでした。スコップで耕していたのですね。そして、寄せ植えしていた黄色の花とペチュニアか何かを地植えしています。 この場所には、左上の方から三つ池があったんですよ。池1が一番大きくて、池2と池3が同じくらいの大きさ。最初は魚を飼っていましたし、カエルも住んでいました。でも長男が生まれ、庭でちょろちょろ遊ぶようになってから、落ち込んでおぼれたらいけないので、母が埋めてしまったの。ボウフラもわいて、蚊が大量発生していたから、母にとっても危険な場所だったのかもしれません。 そうそう、昨日の三線にはちゃんとあのミニミニ手提げに入った飴を持っていきましたよ。みんなびっくりした後で、喜んで飴をしゃぶっていました。1枚の普通の色紙を折ってできるというのが驚きだったみたいなので、すぐにありあわせの紙を正方形に切って、その場で折ってみせました。 「その折ったのが欲しいです。」 と言われたので、あげて、 「youtube知っとーやろ? 見たらいろんな手提げ袋の折り方が紹介されとったけん、そっち見たほうがわかりやすいかも。」 と教えてあげました。 土曜日の「かな書」サークルにも、作ってもっていこうかなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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scotchケンさん
>私もよくアマゾンで1円の本を買います。そうすると支払合計が258円ですもんね。銀行で振り込んでいつも買っています。 > >安くて重宝しますからね。 ----- 以前は、ブックオフという中古の本屋さんによく行っていたのですが、これだと目当ての本がある場合はなかなか大変。なんでもいいから探してみたいという時には、現物を見られるので便利だったのですけどね。 今は新しい本を買うのをなるべく控えていますので、レビューなどを見られるアマゾンが最高です。 (2017.06.08 15:00:40)
一円の本だなんて、どう言う収益計算なんでしょうか?と思ってネットを見たらそのカラクリが書いてありました。
258円 – 100円(メール便代) – 60円(Amazon取り分) = 98円(売主取り分) だそうです。 ご主人は今も早起きの生活なんですか?大会が近いのではないですか? (2017.06.08 16:17:55)
nik-oさん
>一円の本だなんて、どう言う収益計算なんでしょうか?と思ってネットを見たらそのカラクリが書いてありました。 > >258円 – 100円(メール便代) – 60円(Amazon取り分) = 98円(売主取り分) > >だそうです。 私は天神まで自動車を運転していくのは好きではないので、バスで行きます。すると往復のバス代がかかるし、何も買わないでがまんしたとしても、ピエトロのパスタセットなんかを食べたくなるので、無駄な出費が・・・ アマゾンさんの1円の本には、だいぶお世話になっています。だから、せめて再配達になってしまわないように、母が留守をするときと私の外出が重ならないようにしています。 >ご主人は今も早起きの生活なんですか?大会が近いのではないですか? ----- 旦那の早起きは、子供の頃からの習慣のようです。早朝勉強していた人。 結婚してからも、旦那は9時半くらいには寝て、その後私は夜更かし。朝は旦那に起こしてもらう生活でした。 でも、長男が中学生になった頃から、私も早起きできるようになったので、まともな生活ができるようになりました。 旦那の大会は7月です。海の日の頃に毎年開催されているみたいですよ。 (2017.06.08 17:57:34)
私も1円の本をよく買いますよ。カード払いだから自分は全然動かずに買えるのが最高です。
本屋に出かけたら、余計なものも買うし時間も無駄です。 本屋に欲しいものがあるとは限りませんからね。 図書館も時間がかかるので、もっぱらAmazonを利用しています。 ユリがたくさん植えてあるようですね。うちでは日陰に植えているので(場所がなく) 咲き方がよくないです。 うちの庭も埋めています。昔は敷地内に池を作るのが流行っていました。 (2017.06.08 20:54:08)
ごねあさん
>私も1円の本をよく買いますよ。カード払いだから自分は全然動かずに買えるのが最高です。 >本屋に出かけたら、余計なものも買うし時間も無駄です。 >本屋に欲しいものがあるとは限りませんからね。 >図書館も時間がかかるので、もっぱらAmazonを利用しています。 昔はとにかくいろんな本を大量に読んでいましたから、本屋でどんどん見て、気に入った本、興味のある本は片っ端から買っていました。だから本がどんどん増えていって、引っ越しの時にぎっくり腰になってしまったくらいです。 >ユリがたくさん植えてあるようですね。うちでは日陰に植えているので(場所がなく) >咲き方がよくないです。 >うちの庭も埋めています。昔は敷地内に池を作るのが流行っていました。 ----- ユリは、母の趣味です。もうしばらくすると、鬼百合や鹿の子百合、タカサゴユリなどがどんどん咲いてきます。楽しみ。 (2017.06.08 22:37:47) |
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