テーマ:暮らしを楽しむ(383585)
カテゴリ:習い事
9月のお稽古日が変更になって、先週の土曜日と今度の土曜日、二週連続となった「かな書道教室」今度が作品提出なので、気が抜けません。特に、にょろにょろ書きの短歌のちらし書きを提出する「かな規定」は、現在1級なので、次の昇級では初段、ということになります。今までの人生で、習い事などでの級や段をとったことがなかったので、とてもわくわくしています。
そうそう、確か大学生の時に、剣道の講義を半年受けたのだけど、その時に「たぶん初段受かると思うから、昇段試験を受けんね?」と担当の先生に誘われたんだった。でも防具、特に籠手の臭さに辟易していたし、一生続ける気もなかったので、受けないまま。今考えると、もったいなかったです。 これは、今回の「硬筆」の課題の文章。提出するものは、もちろん黒のインクで書いています。最近買った「香りつきインク」を使ってみたくて、書きました。 これも「香りつきインク」。なんとカカオの香りです。 こぎん刺しの方は、ますます意欲がわいてきたところなのですが、 上があいているバッグは、中身が見られたり、落としたりするのが心配なので、中袋を巾着にして、上をきゅっとしぼるようにしました。これで安心です。 中袋に使った布は、10年くらい前に、家庭用のチュニックを縫った時の残り。てろんとしたポリエステルですが、ちょうど外布と合う色でしたので、使ってみました。 さて今日は今から大筆を使った漢字五文字の練習をします。課題は「心清聞妙香」。杜甫です。 大雲寺贊公房四首 其三 杜甫 燈影照無睡,心清聞妙香。 夜深殿突兀,風動金瑯璫。 天黑閉春院,地清棲暗芳。 玉繩迥斷絕,鐵鳳森翱翔。 梵放時出寺,鐘殘仍殷床。 明朝在沃野,苦見塵沙黃。 灯火が揺れ、眠れないでいると、心が清らかになって妙香が聞こえてくる。(香りは聞くもの) 夜も更けて戸外の仏殿を見ると、高くそびえ、風が風鈴を動かし音が鳴っている。 天空は黒く春の庭は閉じられているが、その地は清らかで暗がりの中に草花の香りが漂っている。 北斗の玉縄星は屋根の上、はるかかなたに見え、鉄の鳳の風見鶏が静かに翅を広げ飛ぼうとしている。 そのうちに、僧の経を読む声が高くなり、寺の外まで流れ出し、暁を告げる鐘の音が寝床まで響いてくる。 朝になればこの寺院を辞し、城外の肥沃な原野に身をおくことになる。街が荒れ果て黄色の砂塵が吹くのに困ることだろうよ。 では今回はこれくらいで・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.10.12 22:52:17
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