2018/10/18(木)22:42
似我蜂と斑猫
今日は、母を近くの病院まで送って行ったあと、買い物をして帰ってきました。そして、すぐには家に入らずに、庭の写真を・・・
するとね、こんな虫を見つけました。
どう見ても蜂なのですが、何やら地面に穴を掘って、その中に何度も頭を突っ込んでいます。
頭を抜くと私の方をちらりと見て、また地面に頭を突っ込みます。
熱心に頭を突っ込んで何かやっているので、私も近づいて、じっと観察していました。
すると、なんだか、ブーンと音がするのです。飛び回っているわけでもないのに、音がするのは不思議だなぁ・・・
あとで部屋に戻ってから、パソコンで調べてみたら、これは「ジガバチ」だとわかりました。
ジガバチという名前は聞いたことがあったのですが、その由来を知ってびっくり!!
「ヒゲおやじの蜂類生態図鑑」というHPで見つけたサトジガバチの紹介ページによると、獲物を穴に引き入れて、卵を産み付けると今度は穴を埋めるのですが、その時に「鼻歌」を聞かせてくれるのだとか。
別の記事では、
「ジガバチの名前は、巣穴をほる時と閉める時に、胸部の飛翔筋の振動を頭部に伝え、それで土を砕いたり突き固めたりする時に出る音に由来している」と書いてありましたよ。
翅を震わせているようには見えなかったので、胸から頭に伝わった振動が、穴の中に響いたりもしているのかもしれません。
こちらに、3分ほどの動画がありました。
ジガバチの生活史
穴を掘るところ、獲物を捕まえるところ、捕まえたイモムシを運んでいるところ、そして、隠していた穴の入り口をあけてから、芋虫を埋めて、また完全に埋め戻しています。
ジガバチを見ているときに、ふと横を見たら、シジミチョウがいました。
クロマダラソテツシジミです。これはちゃんと後ろ翅の突起が残っています。
そうそう、ナミアゲハもミニバラに飛んできていたのでした。
ナミちゃんの孫かひ孫くらいの世代かなぁ。
白菊もいっぱい咲いてきたなぁ・・・と、見ていたら、
ここには、ヤマトシジミのオスがいました。
ピンクの秋明菊は、まだまだ咲いていますよ。
買い物した荷物がまだ車の中にあることだし、そろそろ家の中に入ろう・・・としたら、
玄関に斑猫(ハンミョウ)君がいました。この間は二匹一緒だったのに、今日は単独行動。どうもオスのようでした。
じわーっとしゃがみ込みながら、何枚も撮りましたが、普通のデジカメでは、体の下のほうにはえている白い毛などがはっきり写りません。これで限界ですね。
キバの色を確認したくて、頭の方に回り込んでいたら、地面の方に去っていきました。
では、2015年の9月25日に一眼レフカメラで撮ったハンミョウ君の写真をのせますね。
上のハンミョウのキバは白、下のハンミョウのキバは、先の方が緑色。そして、脚の付け根や体の下の方に白い毛がびっしりと生えているのが、ちゃんと写っていますね。
やっぱり、一眼レフにマクロレンズをつけて撮ると、毛の一本一本までくっきりと撮れるので気持ちがいいですねー。