2018/11/15(木)21:52
風呂掃除をしていたら、しゃべった!!
まずは、10時頃に頂いた朝ごはんの紹介からね。
最近は、冷奴に胡麻ドレッシングをかけて食べるのが好きになりました。これは、「金のごまだれ」です。
ご飯は、この後におせんべい二枚を食べたので、それでおしまい。
さて、今日はお風呂の話です。
注文していたガスふろ給湯器は、24号の家族向けタイプで、フルオートのもの。
最初にもってこられた見積書に添えられたカタログで、見ていたのですが、あまりくわしく見てなかった。うちの条件は、「自動でお湯を張ることができて、あとで追いだきができるもの」ということだけだったので、フルオートなら大丈夫だろう・・・とOKしたのでした。
見積もりでは、工事費などもすべて含めて24万円ということでしたけど、カタログを見ると、本体価格が税込み43万円近く、配管を新しくしてもらうことにしていたので、そのカバー代なんかだけでも4万円。リモコン代が含まれているのか、別なのかはわからないけど、とにかく全部で24万円ですむなら安いじゃないの、と思いました。
(安い業者が、12万円くらいで全部やってくれるみたいだけど、80%引きとかやって、もうけは出るのかしら。もしこれで、工事を担当する会社の人件費なんかも十分にまかなえるのだとしたら、本体の料金は、不当に高く設定されていることになります。それか、安い施工会社は、型落ちの製品とか、二流の製品なんかを使うのかも・・・)
ま、よくわかりませんが、安心を買った気がします。
工事を終えてからは、母がふろ掃除をしたり、長男がやったりしていたので、昨夜私は初めて風呂掃除をしました。お湯を抜きながら、中に入って風呂桶の壁をこすっていたところ、お湯が少なくなった頃にいきなり、
「配管の洗浄を開始します。」
と、リモコンがしゃべって、熱めのお湯がビューっと出てきました。そして、しばらくしたら
「配管の洗浄を終了します。」
といって、止まりました。
まあ、びっくり。自分でお掃除するんですねー。
あとでカタログを見たら、ちゃんと書いてありました。(見てなかった!!)
これは、今までにはなかった機能です。
それに、今まで通りにガスを使っても、知らないうちにガス代も排出CO2も削減されるのだとか・・・
このあたりも、全く読んでいませんでした。
ほぉーっ、そうなのか・・・
今日も、土曜日の仮名書道教室に備えて、提出する作品作りをしていました。
きのうはペン字と仮名交じりの現代文を書いたので、今日は和歌の散らし書きと漢字五文字です。
今回の課題について・・・
和歌は、百人一首の92番
わが袖は 潮干(しおひ)に見えぬ 沖の石の
人こそ知らね 乾く間もなし
二条院讃岐さん作。
意味は、
私の袖は、潮が引いたときにさえ海の中に沈んでいて見えない沖の石のように、切ない恋の涙でずっと濡れています。人は知らないでしょうが、乾く間もありません。(泣きっぱなし)
二条院讃岐というのは、女性です。二条天皇が即位された頃に内裏の女房として出仕し、仕えていました。和歌の才を認められて、和歌の会にもよく出席していたようですが、その人生には、二通りの説があるようです。
まず一つ目は、二条院に最後まで仕え、亡くなられたあと結婚し、子供も産んだ、そして後に後鳥羽天皇の中宮に再出仕したという話。
もう一つは、22才頃に内裏を退き、皇嘉門院に出仕。そして、33歳で九条兼実家の女房となり、同居妻となったというお話。
その後、60才くらいの時には出家していて、歌壇に本格復帰し、76才までは間違いなく生きていたらしいです。
おまけ、二条院讃岐さんの秋の和歌
秋の夜は たづぬる宿に 人もなし
たれも月にや あくがれぬらむ
秋の夜、知り合いを訪ねて行ったけれど、家には誰もいない。月に誘われて、みな外出してしまったのだ
ついでに、冬の和歌
世にふるは 苦しきものを 槙の屋に
やすくも過ぐる 初時雨かな
世の中を、人と関わり合いながら生きてゆくのは、苦しいもの。そんな思いで冬の夜を過ごしていると、槙で葺いた屋根を叩いて、初時雨が通り過ぎていった。辛い思いをしている人の家の上を、なんとまあ、やすやすと過ぎてゆく雨だこと・・・
漢字五文字の方は、今回とっても難しい。意味は、「悟らない者を見つけるのは難しい」つまり、「皆が悟っている」ということになるのだけど、話はそう簡単ではありません。
とにかく、難解なことで有名な、道元さんの「正法眼蔵」の一節なんですからね。
正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)は、75巻本と12巻本があり、75巻本の第十巻「大悟」という巻の中に出てくるのがこの言葉です。
簡単に書こうとしてみたけれど、まず説明の文章がよくわからない、というかややこしい。
こういう解説の意味をわかろうとすると、何時間も、いや、何日もかかるかもしれないので、やめました。
とにかく、奥の深い言葉なのでしょうね。