kororin日記

2019/05/15(水)11:50

佐世保と福岡が「ラドン」の被害に。そして阿蘇の噴火で…

映画(55)

​​今朝、NHKオンデマンドで、ETV特集「傷ついた故郷と向き合う~熊本地震3年 南阿蘇村」という番組を見た。いくら補助金が出るとしても、被災された人たちが、元の生活に戻るのは、とてつもなく大変なことなんだなぁ・・と思いつつ見ました。 そのあと、今度はhuluで何か映画を見ようとしたら、「モスラ」や「ゴジラ」、「モスラ対ゴジラ」「怪獣大戦争」「ゴジラ対キングギドラ」など、昔懐かしい映画がアップされていました。 「モスラ」を見ようかな? と思ったのだけど、そのあと「空の大怪獣 ラドン」のところにカーソルをのせたら、「水爆実験によって孵化した怪鳥ラドンが、福岡の街に襲いかかる」という紹介文が出てきた。 これは、見なくっちゃ!! 福岡のどのあたりにラドンがやってくるのかな?  ポスターを見たら、なかなか怪しい。 日本初のカラー怪獣映画だったそうですよ。先にちょっと調べたら、佐世保と福岡に飛来して、西海橋なんかも壊してしまうらしい。 というわけで、パソコンのモニターをデジカメで撮りながら見ましたよ。 始まったとたん、阿蘇山とぼた山が映ったので「??」 阿蘇山のあたりには炭鉱地帯がなかったと思うけど。 やっぱりね。活火山の地面を深く掘るなんて、危ないもの。ま、しかしお話ということで。 なんか、最後まで五郎さんの死体は発見されませんでしたよ。 このあたりまでは、なんか、怪獣映画というよりも、火曜サスペンスみたいな、殺人事件のナゾに迫るみたいな雰囲気。 ところが、ここに突然、大きな不思議な生き物が現れて、人々を襲い始めます。 そのおかげで、五郎さんが犯人ではないらしい、とわかって、よかった。 その怪物は、どうも古代トンボの幼虫(ヤゴ)らしく、肉食で、人間を襲っているの。それで、出水事故のあった坑内に探索に行きます。 その巨大トンボの幼虫(メガヌロン)には、拳銃では全く効果がないため、マシンガンみたいなのを持っていき、坑内で、バンバン撃ちます。ガスに引火して爆発しないのか!! と心配していたら、落盤。 主人公の河村技師が閉じ込められてしまいます。 その後、阿蘇のあたりでとても震源の浅い地震がおき、土地が陥没。見に行くと、河村技師がいました。 でも、全くの記憶喪失状態。治療を続けていたある日、鳥かごの文鳥の巣の中の卵が孵化しようとしているのを見つけたキヨさんは、河村技師に見せました。 文鳥の卵にひびが入る様子を見て、ついに記憶を取り戻したのでした。 彼が見たのは、巨大な生き物が、巨大トンボの幼虫を餌にして食べているところ。自分たちがかなわなかった生き物が、ただの餌。 それを見たショックで記憶喪失になっていたのね。 プテラノドンよりも、うんと巨大なこの生き物が「ラドン」 日本だけでなく、中国北京やフィリピン、沖縄などの上空に謎の飛行物体が現れいろんな被害をもたらしていました。阿蘇周辺の牛や馬なども次々に姿を消し・・・ 怪しいと思っていたら、このラドンが犯人でした。 ついにラドンを発見し、自衛隊機が追いかけて、攻撃を加えます。 こちらに、ラドンが来るらしいと聞いて、観光客がどんどん逃げています。 そして、着水。 自衛隊機の攻撃で、ちょっと弱ったラドンは、速度を少し落として、今度は福岡方面へ。 そのニュースを聞いた福岡天神の新天町のお店は、あわてて商品をかたづけてシャッターを下ろします。 ああ、もうすぐ天神です。 私もよく遊んだ岩田屋の屋上に、ラドンが下りてきました。それだけならいいのに、岩田屋も、西鉄電車も、潰してしまう・・・ とにかく、風圧がすごいから、直接さわってなくても、被害が甚大です。 自衛隊ががんばって攻撃していたら、ラドンたちが姿を消してしまいました。(知らんうちに二羽になっていた) たぶん、生まれた場所に戻っているのではないかということで、調査に行くと、 思った通り、火口の中の洞窟みたいになっているところに隠れているのを発見しました。 そこで立てた作戦は、火口付近を攻撃して、ラドンを埋めてしまう、というもの。 地震学者が、「そんなことをしたら、噴火を誘発するかもしれないのに、そこに住む人たちの生活はどうなるのですか? 」と断固反対の意思表示をしたけれど、「もしこのまま放置したら、佐世保や福岡のような被害がこれからも続くことになる。それでもいいのか。」と言われ、従うことに。 ​まずは、阿蘇近辺の住民の避難。 避難して命が助かっても、噴火したら、土地や家、放牧している牛や馬が被害を受けるよね、あとの生活は、どうなるんだろう・・ この攻撃は、本当に長かった・・・ そして、これがラストシーン。 溶岩がこれくらい流れたところで終わっているけれど、そのまま大噴火につながったら、それこそえらいことですよ。 まずは火砕流で700万人が住む地域一帯をやきつくし、その後、火山灰が日本列島を覆い、北海道東部と沖縄以外のライフラインがすべてストップ・・・なんてーことになるかも。 とっても良い映画でしたが、炭鉱の坑内で、マシンガンのようなものを、バンバン撃ちまくるのとか、ラドンを埋めるために噴火をおこすような攻撃をするのとかは、本当に危険だなぁと思いました。 怪獣系では、けっこう人気があるらしい、「ラドンのえさとなった古代トンボの幼虫 メガヌロン」 模型がありました。 では最後に、今年初めての花 昼咲月見草も、庭のいろんな場所で咲きます。これからね。​

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