2020/05/11(月)11:32
父のタイタックでネックレスを
私の父は、1997年に「二度目の大動脈瘤破裂」の手術中に亡くなりました。(手術が二度目なのではなくて、破裂が二度目)
救急車で運ばれたのは、4月1日で、三か月ほど集中治療室で治療を受けており、復帰のために一か八かのかけで手術をして、そのまま亡くなったのでした。
自宅で破裂する前の日まで、父は会社に行っていたので、毎日スーツ。一度目の手術の後にもいろいろとあって体がきつくなっていたので、タクシーで出勤して、タクシーで帰る毎日でしたよ。
父が亡くなったあと、たくさんあったベレー帽や、スーツ、コート類、そしてネクタイやネクタイピンなども、希望する人たちに形見分けし、残りは処分したのですが、私も一個だけもらっていました。
オパールのついたタイタックです。
ボタンに固定するための輪っかとチェーンは外してしまって、スカーフを留めたり、えりのワンポイントミニブローチのようにして使っていましたが、最近はほとんど使っていませんでした。
なんとか使いたいな・・・
というわけで、自力でネックレスに作り変えてみましたよ。
(この写真にはネクタイピンと書いているけれど、正確にはタイタックね。)
きれいな緑と青のオパールです。まわりの金具も18金だから、使わないのはもったいない。
台座の隙間には、リングが入らなかったので、金色のワイヤーを何重にも通してぐるぐる固定。ワイヤーの先は曲げて、肌にあたらないようにしました。
タイタックですから、裏にはまっすぐ針がついています。
切れるかなぁ・・・と不安だったけど、ちゃんと針金用のニッパーでカットできました。切り口をダイヤモンドやすりでコシコシ磨いて、できあがり。
ベネチアンチェーンは、手持ちの18金の細いもの。長さ調節もできるタイプです。
あ、サイズは、枠のところで、たて10mm、横9mmでした。
このくらいなら、さりげなくていいみたいです。
つけるたびに、父のことを思い出しましょう。
では、歩いてスーパーに行く途中のお花たちね。
我が家のアッツザクラは、こんなのです。
ピンクの真ん中に白いすじが入っています。可愛いですね。
それから、ここ。
帰り道に通る場所です。この土手には、いろんな植物が生えているので、面白い。
紫蘭も咲いています。
この間この土手の上の方で咲いていた山藤の花は、茎ごと全部枯れていました。
虫がいたら、さらに面白いはずだけど、今のところ見かけません。秋に期待しよう!!