2020/07/14(火)17:37
これこれ、このウィルスです
朝から掃除とか文鳥のかごの世話とかを済ませて、パソコンをつけてNHKプラスでニュースを見ました。
そして、その次にはNHKオンデマンドを開き、7月12日に放送された「サイエンスZERO」を見ましたよ。
「今こそ知りたいウイルスの正体」ですって!! 心惹かれる題名です。
するとね、いろんな形・性質のウイルスの一覧が出て、
あっ、これこれ!
私の脳にインプットされているウィルスの形は、この足の生えた頭が六角形のものなんですよ。
最近は、ウイルスといえばコロナウイルスですけれど、やっぱり、私にとっては頭と足のあるウイルスが原点。
よっしゃー、このウイルスが何(なん)やったか、よーと見とこー。
なかなか出てこないな・・・と思ったら、別枠で紹介されました。
そうそう、そうやった。このウイルスが着陸して、中にデオキシリボ核酸を注入するんやった。
その相手が大腸菌だったというのは忘れていましたが、確かに、この形、このやり方については本で読んだ記憶がある。
高校生の頃に読んだ岩波新書やん。
検索したら、すぐに出てきました。
この二冊とも、私は持っていて、何度も繰り返し読んでいたんです。
とても興味がありましたからね。
文系クラスにいたけれど、興味の対象としては、物理学とか天文学、化学とか、いろんなことがあって、その興味を手軽に満足させてくれるのが、岩波新書でした。
たぶんきっかけは、高校の地学の先生が、レポートを出させていたことだと思います。
レポートに書かないといけないので、本屋に行って、中谷宇吉郎さんの「雷」とか「雪」という題名の岩波新書を買い、読めば読むほど面白く感じて、どんどんレポートと関係なしに、岩波新書を買いあさるようになったの。
今はもう手元にないので、記憶を頼りに書名を書くと
「宇宙と星」畑中武夫1956 「インドで考えたこと」堀田善衛1957
「日本の方言」柴田武1958 「南極越冬記」西堀栄三郎1958
「粘土に書かれた歴史 メソポタミア文明の話」E.キエラ1958
「古墳の話」小林行雄1959 「脳の話」時実利彦1962
「血液型の話」古畑種基1962 「流人と非人」森永種夫1963
「インドで暮らす」石田保昭1963 「禅と日本文化」鈴木大拙1964
「うるしの話」松田権六1964 …後略
岩波新書だけで、本棚の一段分がいっぱいになっていたので、もっともっとありますが、後略
その後、講談社のブルーバックスも買うようになりました。これは、大人にも子供にも科学の面白さを伝えてくれるシリーズです。
確かに覚えているは、
「四次元の世界」1969 「確率の世界」1967 「相対性理論の世界」1966
「量子力学の世界」1967 「マックスウェルの悪魔 確率から物理学へ」1970
「ゼロから無限へ」1971 「パズル・生物入門」1969
「位相空間への道 直観的トポロジーの世界」1971 …後略
その後が中央公論新社の中公新書かな? 中公新書は、文系ですね。
遊び関係は、光文社のカッパブックス。例の多湖輝さんの「頭の体操」シリーズや塩月弥栄子さんの「冠婚葬祭入門」、野末陳平さんの「姓名判断」とか、買っていたなぁ。
職員住宅から実家を建て替えた今の家に引っ越してくるときに、次男坊のひどいアトピーの事を考えて、古い本を、ずいぶんたくさん旦那の実家の倉庫に移動させていました。ほこり除けの青シートをかけていたので、カビが生えたり、倉庫の中に雨水が浸水したりして、すっかりダメになっていたのを、四月からせっせと旦那がゴミに出してくれたようです。
重かったでしょうね。
あら、すっかり話がずれてしまいました。
ま、とにかくNHKのサイエンスZEROを見ていて、50年くらい前に読んだ本のことを思い出した、という話でした。(昔読んだ本の題名とか内容とか挿絵とかはよく覚えているのに、昔の知り合いの名前を片っ端から忘れている私)
では、がんばって私のゴミを出してくれている旦那が、昨日喜んでくれた晩御飯。
最近なんか、油で揚げたものとか焼いたものが続いた気がしたので、昨夜は油をまったく使わないで料理しました。高かったローストパンの出番です。
写真に見えている油は、鶏皮から出てきたものですね。煮物のときには、皮は全部捨てるのですが、油なしで焼くので、皮も使いました。
手前の「はんぺんハンバーグ」は、スーパーのお惣菜コーナーで初めて見たもの。試しに買ってみました。これは、きっと油で揚げてあります。
息子たちに、感想を尋ねたら、「普通のはんぺんを食べた記憶がないけん、よーわからん。」と言っていましたよ。私は食べないままだったので、よくわかりません。
むね肉の方は、みんな美味しいと言ってくれたのですが、特に旦那が気に入って、また作ってほしいと言っていました。良かった!!