2020/11/28(土)08:38
都忘れと蛾の話
前日に株分けして、植え替えをした都忘れのことが気になって、昨日は朝からカメラを持って確認に行きました。
すると、地面から葉がぴーんと立ち上がっているものが多く、ほっと一安心。
まずは、ちゃんと水を吸ったということですね。長い根は、すべて埋めることができなかったけれど、ちゃんと、すぐに根がはえてきそうです。
プランターに植えた方も、ぴんぴんしていました。
土に元肥はまぜてあるけれど、冬は水やりの回数が減るので、植物のためには液体肥料をあげたほうがいいらしい。
というわけで、有名な液体肥料「ハイポネックス」を買いにホームセンターへ。
ついでに、植え替えや株分けをしたときに与えると良いらしい「メネデール」も買いました。
毎日あげるわけではなく、1週間に一度くらいらしいので、忘れないように、金曜日を液肥の日にしておこう。
ホームセンターに行ったら、やっぱり花苗が気になって、買ってしまった。
この間行ったときに入荷されて、店員さんがどんどん並べていた苗です。
これまた、サントリーの苗。ウインティーという名前は、なんだかウインターみたいだから、寒さに強いのが特徴なのかも。
あとで調べたら、やっぱりそうでした。早春の庭で、いっぱい花をつける品種らしい。
桜色の品種は、販売が1月からになるみたいなので、まずはライムグリーン、ピーチ、ローズの三色です。苗には、まだ全然花がついていませんが、ものすごくしっかりした苗だったので、大丈夫そうです。
ここからは、虫が苦手な人には、申し訳ない。
昨日見つけた蛾のお話です。
いつものようにお花の見回りをしていたら、門の外の植え込みのパンジーに、何かくっついている!
私のパンジーを食べているの?
なんか、じっとして動きません。翅みたいなのは見えるけれど、丸まっているし、頭と触覚が見えません。ひょっとして死んでる?
持っていたシャークトングの先で、つん! としてみたら、
ポロリと落ちて転がりました。
横向きになったら、白い足があるのがわかりましたが、やっぱり頭と触覚が見えない。
なんじゃ、こりゃ??
撮った写真を見ながら検索したら、キバラモクメキリガという蛾だとわかりましたよ。この変わった形は小枝に擬態していたのですね。
ヤガ(夜蛾)科のヨトウ蛾(夜盗蛾)亜科のキリガの仲間です。
キバラモクメキリガ
こちらのサイトで紹介されている写真で、顔のあたりが良く見えますが、本当に不思議です。
今朝、この日記を書くにあたって、もう一度調べていたら、このキバラモクメキリガは、
触られると動かなくなり、木片としか見えなくなる。そうして天敵から身を守っている、
と書かれていましたよ。
なら、昨日のあの様子は、死んでいたのではなくて、動かなくなっていただけなのかもしれませんね。成虫で冬越しする蛾らしいので、寒さで死んだというわけではなさそう。
あとは、キリガという名前が気になっています。キリガという名前がついた蛾がたくさんいるのですが、どんな意味なんだろう。
漢字で書いてあるものを見ると「冬夜蛾」と書いて「キリガ」と読むらしいけれど、意味がよくわからない。寒い中、体がキリッと引き締まるようなときにも元気だから「キリガ」なの?