kororin日記

2021/03/20(土)09:51

切り絵をやってみました。

手芸・工作など(503)

このあいだ、墨彩画の作品展を見ると、私たちの作品の中に切り絵作品が交じっているのに気が付きました。 実は、私たちの墨彩画の先生は、本業の書道教室と、この墨彩画教室、それに加えて切り絵教室もされているんですよ。 展示されている作品を見て、私も作りたくなり、家にある材料で作ってみました。 私が墨彩画で描いた「あまびえ」を、切り絵にしてみたんですよ。 これは、黒い紙で輪郭を作り、裏に和紙を貼っています。 まずは、原画にトレーシングペーパーをのせて、筆ペンで型を取りました。 トレーシングペーパーは、100均に売ってあるのを見つけて買っていたもの。カッターは、切り絵用のも持っているはずなのに、見つからなかったので、普通のカッターを使いましたよ。(できたあとで、無事発見!!) 黒い紙にトレーシングペーパーをのせて、ホッチキスでずれないように留めます。 そして、少しずつカッターで切り抜いては、裏に和紙を貼っていきました。 使った和紙は、30年くらい前に、旦那が津和野に遊びに行ったときにお土産に買ってきてくれていたもの。もったいなくて使っていなかったけど、今回、ついに使いました。 旦那にそのことを言うと「物持ちがいいねぇ・・・」と言っていました。 捨てないからね。置き場所も決めてあるので、なくなりません。(物が多すぎて発見が遅れることがありますが) では、作っている途中の画像を。 全部切り抜いたら、外側をはさみで切りましたよ。 はじめは、文字も黒い紙で切り抜こうかと思っていたけれど、バラバラにならないように切るのが難しいし、面倒なので、書くことにして、省略。 元の絵には、妖怪らしさを出すために金色を入れているので、できた切り絵にも金筆で輝きを。 で、出来上がったのがこれ。 もう一度ね。 原画の上に、切り絵をのせて撮影していますよ。 なかなか楽しかったです。 小さい頃から、紙を切るのが大好きだった私です。 記憶に残っているのは、まだ幼稚園に入る前くらいの頃に、母の大きな裁ちばさみをこっそり借りて、紙を切って遊んでいたこと。 手では持てないので、大きい穴の方に、自分の足の指を突っ込んで固定し、もう一方の穴を右手全体でぎゅっと握って、裁断機みたいにしてを切っていました。 父や母に見つかったときにも、危ないよ、とやめさせるのではなく、「器用やねー。」と、見守ってくれていたような。 その後、ハサミを普通に握って使えるようになってからは、くずの紙を小さく小さく切って洗面器にためて、一人で紙吹雪をして遊びましたねー。 小学校高学年になった頃には、新聞に入ってくるチラシの切り抜きが楽しみになりました。特に、当時流行っていたのか、陶器のシリーズがよく通販で紹介されていたの。同じ模様の皿とか小鉢とか、いろんなものが毎月送られてくる、というもの。 その写真の器を一つひとつ丁寧に切り抜いて、箱にためていましたよ。 普通のチラシよりも紙の質が良かったので、宝物にしていました。 色紙をたたんで切って、雪などの模様にするのも大好きでしたね。 ハサミ以外でも、刃物好きなので、カッターもいろんなタイプを取り揃えています。ひところ、ペーパークラフトにはまっていたので、そのときに、切り絵に使えそうな道具がそろえていたのですね。 今、墨彩画を習っているので、切り絵と墨彩画を組み合わせた作品を作ってみたいな、と思っています。 実は、先にこれを作っていました。 100均で買った黒の厚紙しかなかったので、その厚紙を利用して作ったもの。 下絵と重ねて切る、という手法はネットで調べてわかっていたけれど、厚紙なのでとても無理だろうと、直接厚紙に絵を描いて作りましたよ。 ホワイトのペンもいろいろ持っているので、それを使いました。 裏返せばきれいなんだけど、右手で描いた絵を裏返すと、なんか、違和感があり、結局この向きのまま。 下絵の白い線が気になるので、ポスカの黒で白線を塗りつぶし、糊付けする前に、葉書に顔彩絵具で色をつけてから接着。 仕上げで、もう少し色を入れて完成。 自分の墨彩画を切り絵にする以外にも、以前「なんちゃってステンドグラス」を作っていたときの下絵がたくさん残っているので、それを利用するのもいいかな?

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