kororin日記

2021/09/27(月)12:38

昨夜は、ことわざの由来調べ

歴史・文学など(30)

​​​昨夜は、漢字パズルの答え画像を作り、さて日記を書こうとしたところで、一応、出てきたことわざの意味を確認しておくことにした。 結局、それが間違いの元。延々、中国古代史の世界にどっぷりと浸かっていましたよ。 今もまた、日記を書こうとして、魏晋南北朝時代の話に・・・ いかんいかん、ひとまず日記を書こう。 まずは、パズルの答えです。 使った漢字を消していくと、「空、秋、心、女」の四文字が残りますね。それにかな二文字を加えてことわざを作ると・・・ 正解は、「女心と秋の空」です。 この言葉の由来を調べたら、びっくり。 もともとは「​男心と秋の空​」だったそうですよ。 室町時代の狂言『墨塗(すみぬり)』には、「男心と秋の空は一夜にして七度変わる」というセリフが登場するそうです。…女のうそ泣きを、墨をまぜた水で見破る話 また、江戸時代の小林一茶の俳句に、  ​はづかしや おれが心と 秋の空​ というのがあるらしく、移り気な自分を恥ずかしく思う内省的な心情が吐露されています。 つまり、「男心と秋(飽き)の空」という言い回しがベースになっているわけですから、それが一般的だったということでしょう。 明治時代に入ると、西洋文化に触れる機会が増え、小説家・尾崎紅葉が『三人妻』という小説の中で  ​欧羅巴(ヨーロッパ)の諺(ことわざ)に、女心と冬日和といえり​ と書いています。 イギリスなどの諺に、  ​​​A woman's mind and winter wind change often​​ ​(女性の心情と冬の風はよく変わる) というのがあるそうですよ。 それをふまえての一文だったのでしょうね。 その後、大正デモクラシーなど女性の地位向上にともなって、日本​では  女心と秋の空 ということわざが定着してきたようです。 何気なく使っていることわざや言い回しでも、時代によって意味や使われ方が違ったりするんですね。面白かったです。 ​昨夜は、「快刀乱麻を断つ」の由来を調べていて、あっという間に真夜中。さっきも危なかった。 長くなりそうなので、今回はこの紹介はやめておきますね。 ​ では、次の漢字パズルです。漢字リストがないので、見やすいと思います。 →の向きに読むと熟語ができるように、漢字を入れます。すると、上の三つの漢字で三文字熟語、下の二つの漢字で二字熟語ができます。どちらも秋の行事に関係のある言葉です。 難易度が★ひとつですから、簡単だと思います。 よかったら、どうぞ。 では、昨日のせるはずだった庭の写真です。 こうして拡大すると、ものすごく派手なのですが、実物は2cmくらいの虫なので、そんなに目立ちません。 大きな「イヤミの出っ歯」みたいな部分が目立ちますが、オスメスを見分けるには、キバを見ます。 オスは、先まで真っ白でとても長く、交尾のときにメスをがっちりつかむことができるようになっています。 メスは、キバの先の方が濃い緑色で、オスほど長くありません。 バラにバッタくんが乗っかっていました。 全部抜いてしまっていたけれど、新芽が出てきたので、しばらく様子を見ることにしました。 花も葉っぱも大きな「ハナカタバミ」です。 この花は、母が亡くなった兄嫁さんからもらってきたものだそうですよ。思い出があるのかもしれないので、少しは残しておこうかな? このモミジアオイは今日はしぼんでいたけれど、手前にもう一つ咲いていました。 今年の夏は、いったい何個くらい花が咲いたんだろう・・・ ブラックベリーのプランターに、棒を立てていたけれど、自分ではまきついていかないんですね。こちらがのびたつるを固定していかないといけないらしい。 大いなる勘違いでした。 最後に、白の秋明菊の後ろ姿です。 白い花びらに見えるものはガクで、その下の少し色の濃いものはつぼみを包んでいた皮です。

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