2022/02/19(土)13:55
ドクターホワイトとブリのあら煮
最初に、謎のすべてが語られたところを読んでしまって、その後、原作を二冊とも読んでいた小説「ドクター・ホワイト」。
原作と実写版のドラマの違いを見てみたくて探していました。
Tverで配信されているみたいだけど、私は今「広告ブロックアプリ」を使っているので、Tverの動画を視聴できません。
アプリを停止するのは面倒だから、別な動画配信サイトを探しました。
GYAOでも配信されていたけれど、無料なのは第五話だけで、あとは一話につき330円。
そんな、もったいない・・・
ならば、アマゾンのプライムビデオならどうだろう??
なんと、配信されているけれど、第一話から、すべて330円。有料でした。
昨夜、ひょっと思い出してU-NEXTで見てみたら、なんとまあ、すべて無料で配信されていましたよ。
以前見たときには、配信されていなかった気がするのにな。
というわけで、気になっていた第一話を、無事視聴することができましたよ。
まずは、初登場の場面です。
原作では、白衣の下は何も身につけていないように見える、と書かれていました。胸のところが大きく開いているので、乳房が半ば露出しているとか。
あの可愛らしい浜辺さんが、そんな初登場の仕方をするの?
ちなみに、原作の表紙は、これです。
こんな格好で、登場するなんて、無理でしょう。
と思っていたら、ドラマはこんなでした。
あれ? 前がしっかり留まっています。
脚は、膝の少し上まで見えています。
倒れてからも、こんな感じ。実に美しく倒れています。
やっぱりね。
というわけで、登場シーンには納得がいったのですが、次に気になっていたのが、主人公の白夜さんが、あんなに長い医学用語入りのセリフを本当にしゃべっているのか・・・ということ。
タブレットで表示した原文をのせます。
彼女を助けた狩岡将貴くんに、彼の病状を告げるところ、診断を下すところですよ。
黄色の線で囲んでいる部分が、彼のピロリ菌感染の診断と、その根拠を語ったセリフです。数えたら、23行分くらいあります。
こんなの、本当にしゃべるのか・・・
ドキドキしながらその場面を待っていたら、ドラマでは、
「ヘリコバクター・ピロリ」
という一言と、その後の、
「ヘリコバクター・ピロリとは、単にピロリ菌とも呼ばれることのある、胃の粘膜に住む…」
というセリフで終わりでした。
「まもなく萎縮性胃炎に移行し、胃がんや…なるべく早い時期の除菌治療をお勧めします。」という後半部分は、友人である高森麻里亜さんのセリフに変えてありました。
(なーんだ)という感じ。
期待外れです。
あの可愛い顔の女優さんが、小難しい医学用語入りの長台詞を滔々と述べるところを想像していたのに、
ちょびっとしか言わんやん。覚えきらんかったとかいな…
原作ファンの人は、ここで、ものすごーくがっかりしたかもしれませんね。
それに、第一話から、やけににっこり可愛すぎ。原作では、もっと無表情の非人間的な雰囲気が続いていた気がします。
浜辺さんファンにとっては、うれしいサービスかもしれないけれど、原作の雰囲気とはずい分変わってしまったような・・・
それで、視聴率が少しずつ下がっているのかな?
たぶん、原作ファンは、アイドル寄りの演出にがっかりしているし、医学用語の飛び交う医療サスペンス的な雰囲気がないのが物足りず、原作を知らない人たちは、物語の設定そのものが不自然でうそっぽく感じられてしまうのでしょうね。
では、昨夜の晩御飯ね。
臭みを消すために、さっと沸騰した湯に浸して取り出したブリ。「ブリ大根用」と書かれたパックを買ってきたものです。
頭のところは、いつも旦那と長男の分。次男坊は骨の少ない部分中心です。
というわけで、昨日の晩御飯はこれです。
「あら煮」は、水、だしつゆ、酒、みりん、砂糖、チューブ入り生姜、梅干し2個分の果肉で煮ましたよ。
私はまだ食べていないのですが、美味しかったらしいです。