若山牧水全集、クチナシの実、モヘアのセーター
今朝、naomin0203さんの日記に、若山牧水が出てきたので、ちょっと読んでみようかな・・・と青空文庫を覗いてみました。そしたら、なんか、随筆ばかり。歌集は載せてないみたいだったので、U-NEXTで電子図書を購入しましたよ。これです。12月になったので、付与されたポイントがいっぱい。ポイントを使っての書籍購入ができました。最初の「秋草と虫の音」これが面白い。これまで短歌しか知らなかったけれど、牧水さんの随筆も面白そうです。「秋草と虫の音」に出てくる花は、女郎花、をとこへし、曼殊沙華、蝦夷菊、みぞ萩、吾木香、姫紫苑、松虫草出てくる虫は、こほろぎ、茶たて虫、馬追虫。短歌を織りまぜてあり、面白い。 ・ひしひしと 植ゑつめられし蝦夷菊の 花ところどころ 咲きほころべり ・つづらをり はるけき山路登るとて 路に見てゆく竜胆の花 ・やすらかに 足うちのばしわが聞くや 蚊帳に来て鳴く馬追虫をで、探したのは、椎の実を歌った短歌がないかなぁ・・・ということ。すると、晩年、第15作目の歌集「黒松」の最後の方にありました。「椎の実」と題された、十二首の短歌です。椎の実ではなく、椎の花や葉の出てくる短歌もありました。 椎のはな 栗の木の花 はつ夏の 木の花めづる ひとのほつれ毛なんか、色っぽい。 椎の木の 葉にやや赤み 見ゆるぞと おもふこの日の こころのなごみ最初の歌集「海の声」が、無料配信されていました。青空文庫が、更新されていないので、夕空文庫を作ったのだそうですよ。ありがたいです。 夕空文庫より 若山牧水「海の声」「海の声」は、牧水が24歳のときの歌集で、例の、有名な短歌が収められています。 白鳥(しらとり)は哀しからずや空の青海のあをにも 染まずただよふこの歌集の短歌を読み進んでいくと、晩年の歌集とは本当に違いますね。書き写してみたくなりました。というわけで、今日はずっと、若山牧水一色の一日でした。naomin0203さん、ありがとうございます。では、庭のようすね。梔子の実をこのまま放置すると、例年のごとく枯れていくだけなので、収穫してみました。何か、染めてみましょうか。我が家では、誰も栗きんとんを食べないので、草木染に使うくらいかも。これだけの量で染めるなら、何かな?刺し子の糸とか、染めたらどうだろう。うーむ。朝、庭に出てすぐに見えたミニバラ。可愛いね。白の花のつぼみが、ピンク色なのが、なんか納得いかないけど、他にもあるもんね。これは、オダマキの草紅葉。四つ葉が三個に増えました。長袖に普通のエプロンをつけて、ベストを羽織って庭に出たら、汗ばむくらいの良いお天気でしたよ。では、昨日の晩ご飯ね。昨日は次男坊が遅い時間に帰ってきて、晩御飯を一人で食べたのですが、すき焼き風煮込みを食べながら、「これ食べたいな、と思って、白菜買ってきたっちゃんね。」と、ニコニコしていました。そのうち、また買ってきてくれるかな? 重いので助かります。最後に、今日見つけたもの。母の衣類を整理して、施設や病院に持っていけないもの、私も娘も着ないと思われる物などを、捨てているのですが、これが衣装ケースの奥から出てきました。母はモヘアの糸が大好きだったので、何枚か編んでプレゼントしたうちの一枚。なんか、これは捨てる気にならなかったので、エマールで洗って、陰干ししています。別のタンスから、キンキラの帯が17本出てきたのは、どうしよう・・・と考え中。