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テーマ:愛犬との今日の出来事(3732)
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我が家に武蔵大先生が来てくれて、やがて3年半が経つ。 最初の頃は、てんやわんやで大弱りだった。 しかも、武蔵は耳が聞こえない。生まれつきのものだった。 10日間、泣き暮らした。 ドッグトレーナーの先生に数回、家庭教師で家まで来ていただいて いろいろ、教えていただいた。 犬にとって、耳が聞こえないというのはたいしたハンディではないとのこと。 ハンドシグナルで、充分なコミュニケーションが取れるから大丈夫。
確かに、今の生活で困ったことは一切ない。 雷も怖がらないし、玄関のピンポーンにも無反応。 ドッグカフェに行っても隣にチョロンと座っているので 「おとなしくて、おりこうさんですねえ」 と、褒めていただく。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これが人間なら、即行で障害福祉課に行って 手帳の手続きをして障害基礎年金の・・・・・・ と、動き回るが、犬にはそんな法では守ってやれない。 私たち家族が守り抜くしかない。
犬にも猫にも大事な命と心がある。 それを、どうして管理センターや保健所に持ち込むんだろう。 しかも、理由は「引っ越すから」「病気になって金がかかるから」 「子どもを生んで増えすぎたから」
くだらない。実にくだらない理由で犬や猫が殺処分される現状。 引っ越すんだったら、一緒に連れて行ける家を探せ。 病気になったなら、最期まで治療してやれよ。 それ以前に、病気にならない為の栄養管理で 予防するべきだろう。 子どもが増えて困るなら、それなりの処置をするべきだろう。
これが、人間の我が子だったら 引越しを理由に置いて行く? 病気になったら放置する? 孫が生まれたら捨てるの?
犬や猫は、家族を選ぶことが出来ない。 出会った家族で、その犬猫の一生が決まってしまう。 そんなに責任重大なのに 命の大切さをわからない人が多すぎる。
武蔵は、我が家にやってきてくれて 「よかったなあ~」と思える一生を過ごさせてやりたい。 もし、他の家庭に行って耳が聞こえないことがわかった時に どんな対応をされたかと思うと・・・・恐ろしい。
特にフレンチは短命な犬種。 武蔵との毎日を濃いものにしてあげたい。
耳なんて聞こえなくても、暴れ犬でとっても元気で健康!! 会う人会う人、皆さんが 「毛の艶がスゴイですね。ピッカピカ」 と、褒めてくださる。 嬉しい限りだ。 今、私が長いこと仕事を休んでいて 武蔵の大切さと有り難さを、グッと噛みしめている。 武蔵大先生様! ありがとうね!!我が家に来てくれて!
ただひとつ、寂しいなあと思うこと。 それは、 「武蔵」という名前が自分にあることさえ 武蔵は知らないこと。
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