ある日、男は事件に遭遇した。
そして、銃を手にする事になった。
そこから緩やかに始まる凶器への偏執。
これを読んで『タクシードライバー』という映画を思い出した。
誰だって退屈な日常を壊してしまいたい、と思う事はあるだろう。日常は退屈だ。毎日刺激のある生活なんてない。あるのかないのかハッキリしない目に見えないストレス、真綿で首を締められる感覚に浸され…刺激を求める。
偶然手に入れた、『銃』という武器。一度打ってみたい、と思う気持ちは男性になら誰でもある感情だろう。
日本では警察官、特別な時以外所持を許されていない。
その事実がどれほど平和への恩恵を与えているかわかっている人は少ないのではないのだろうか。
島国ニッポン。
アメリカのように拳銃がそこらじゅうにはびこってしまったら、と思うと恐ろしい。
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