カテゴリ:映画感想
象を。
みにいってきました。 象の映画です、象って、すごいな。なんか。 日本じゃ、馬が使われてたから、馬力ってあらわし方をするけど、きっとタイだと「象力」なんだろうな。象学校があるタイ。 タイの奥深い自然と、それを彩るありえない風景とに、ぅっわとなりつつ、正直、先の見えたタイトル設定にちょっとね、と思っていましたが。 象いい。 象の演技がものすごくいい。象すごい。しわっしわで目がやさしくて、でもすごい力持ちで、子象でもええええっていうくらい力があって、びっくり。 カンヌ少年も、常盤ママも、蒼井優もいいのですが、どこまでいっても象です。主役は象。涙する象にもらい泣き。背中で演技をする犬にもらい泣き。動物と人の一生をテーマにしたものはどこまでも展開が見えていて、まぁ、そうだろうなと思いつつほろりとキてしまい、ずるいなと思う。 それはどうだろうな、と思っても、彼の一生だと思うと、もう文句のつけようがない。ひとが生きて、死んで、誰かの心に残っている。それだけで十分な物語となっている。 文句をつけたらいけないような気になる。 そんな訳で否定的な言葉は一切慎むとして。 タイでは象が神様で、そういう神様像っていいなぁ、と思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月15日 07時09分33秒
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