2009/09/24(木)16:04
初めての経験
そしてついに行ってきました。初の経験です。
前夜の練習では「上手上手~」と夫婦でほめて、いい気にさせて終われたのだけど、当日朝は・・。寝起きのせいかテンポは遅いし強弱はないし。思わず「そうじゃないよね!?」とガーッと言ってしまいました。
そんなふうだったから、会場で他の子どもたちのものすごく上手な演奏を聴くと、「もしやうちの子だけとんでもなく失敗するのでは!?」と冷たい汗が。
でももはや、何をどうすることも出来ず。本人の力を信じて、見守るのみです。
息子くんの出番が次、という時になって、緊張が最高潮に達した時。
ふと見ると・・舞台袖から、ニコニコして手を振っている息子くんの姿が~!
なんて心臓の強いヤツ、と夫婦でビックリ。
そして彼は、堂々と、彼の中ではベストな演奏をしてくれました
テンポ、強弱、音の長さ、左右のバランス、とても良かったと思います。
正直、本番は緊張もするだろうし、いつもの8割の演奏だと覚悟してただけに、驚きました。
(でも、いつも指がもつれてしまうところ1ヵ所だけは、どうしても克服できませんでした。)
なので、「もしかしたら末賞に引っかかれるかも」と期待したのですが(ここは入賞人数が多いので)、残念ながら、結果は悲しいものでした
講評用紙を見ると、入賞ラインまで、300点満点で、わずかにあと1点足りませんでした。
3人の先生方のうち、1人はわりと良い点を付けて下さっていて、音がしっかりしていることと左右のバランスが良いことを評価していただきましたが、後の先生方には、fの時のタッチの荒さや指のもたつきを指摘されていました。
細かい表現の面では、頑張ったし出来ていたと思ったんだけど、基礎的な指の訓練が不十分だったようです。
この結果に、もちろん本人もくやしがってましたが(←でもこの後DSのソフトを買ってもらったのであっという間に忘れたらしい)、私自身が、本当に意外なくらい打ちのめされました
多分・・これがただの発表会だったら、「いつも以上にすごい上手だったね!」と大喜びで終われたし、もしほんのちょっとのさじ加減であと1点入っていたら、それはそれで大満足だったと思う。また逆に、ハシにもボーにもかからないような演奏だったら「ウチにはこういう場はとても・・」ということになってさっぱりあきらめてしまったかもしれない。
けど、あまりに絶妙な結果だったので・・。今まで何もわかってなくてごめんね。これからコツコツと力をつけていこうね、と身にしみて思いました。
レベルの低い話ですみません。
でも今回の経験はほんとに良かったです