モンロー研究所づいてる私/精神的純粋性の意味 by ゆんたま
先日、新聞の広告欄に『「私は結果」原因の世界への旅」』という書名を見つけた。「へぇ、おもしろそうだな」と思ってよく見ると、著者は森田健と書いてある。SoulNaviさんがどなたかに森田健氏の本を勧められたと聞いていたのと、文庫本という手軽さもあって、金曜日に早速買ってきた。買う前に中身をパラパラ見ると、モンロー研究所のことが書いてある。「あらま!」と思いはしたものの、それほど深く考えもしなかった。その本を買う前に、やはりモンロー研究所のセミナー体験を綴った坂本政道氏の「死後体験3」を少し立ち読みしていたのだ。その中に、「精神的純粋性とは何か」ということについて書いてあるくだりがあった。坂本氏が「精神的純粋性」と言っているのは、どうも“霊性が高い状態”のことらしい。高僧のように霊性が高くなると、人はネガティブな感情を感じなくなるというか、問題にならなくなると普通は理解されているが、実はそうではないらしい。人間である以上、やはり怒りや悲しみ、憎しみ、恨み、妬みといったネガティブな感情はあって当然である。そしてまた、喜びや楽しみ、慈しみといったポジティブな感情もまた存在する。それらを無理に否定したり打ち消したりするのではなく、「そういう感情があるなぁ」とただ冷静に認められる状態というのが、「精神的純粋性」、つまり霊性が高いとういことであるらしい。「なるほどなぁ」と私は感じ入った。人間だもの、ポジティブな感情ばっかりで生きるなんてできないよね。ところがポジティブ・シンキングなんて言い出すと、ネガティブなことを考える自分自身を責めてしまったりするでしょ。あれっておかしいんだよね、やっぱり。どんな感情も必然性があって存在するのだ、と私は思う。そんないろんな感情の波に普通は揺さぶられ続けるけど、そこから一歩立ち退いた視点を持つことができれば、いたずらに感情に翻弄されることはない。「日々是平常心」という言葉があるけど、多分そういう境地なのだろう。これなら常人でもなんとか辿り着けそうな気がするよね。ところで、先に書いた森田健氏の本だが、夕べふと開いて読み出したら止まらなくなって、明け方の4時まで読んでしまった。(^^;読み出してからわかったんだけど、これってこころ探究室さんが教えてくださっていた不思議研究所を運営してる人だったのね。「あらあらあら!」って感じですわ。いや、実におもしろい本です。内容についてはまた書くこともあるかと思うけど、これ、お薦めです。なんだか最近、モンロー研究所の体外離脱の情報がやたらと入ってくるなぁ。セミナーまでは受けられないから、ヘミシンクCDだけでも買ってみようかなぁ。*******************************************************SoulNavi倶楽部本館はこちらです。