自分を許すためのリフレーミング by ゆんたま
今日は、派遣会社主催のNLP(神経言語プログラミング)の無料セミナーに行ってきた。10年近く前にも同じような簡単なセミナーを受けたことがあるんだけど、忘れてることも多いし、また新しい話が聞けるんじゃないかと思ったわけである。今日の講師は中年の物柔らかな男性だった。内容的には昔受けた時の方が盛りだくさんで刺激的だったけど、今日は今日で、今の私に必要なメッセージをもらって帰ってきた。今日の話の中で心に残ったのが「リフレーミング」という方法。簡単に説明すると、「一見マイナスに見えることを、見方を変えることでプラスに捉えなおす」ということだ。観念の捉え直しとでもいうか。たとえば「貧乏、病弱、学歴がない」というと、「かわいそうな人だ」と思うのが普通だが、この通りの人だった松下幸之助は、「貧乏だったからこそお金の大切さを知ることができ、節約を心がけて余ったお金は人のために使おうと思えるようになった。病弱だったからこそ体が弱い人の痛みを我が事として感じられるようになった。学歴がないからこそ、どんな人にでも頭を下げて“教えてください”と言えるようになった。」と本に書いているそうである。つまり、「貧乏=かわいそう、悲惨、みじめ」などというネガティブな捉え方・観念(=フレーミング)をポジティブに捉えなおすこと(=リフレーミング)で、気分が変わり前向きに生きられるようになる、ということである。それでいくつかのグループに分かれて、たとえば「頑固者である」「なかなか何かを決めることができない」などといったいくつかのネガティブな言葉をリフレーミングしてみるというワークをやった。●頑固者である。=筋を通す人。一旦始めたことはやり遂げる強い意思を持っている。真面目。●なかなか何かを決めることができない。=いろんな選択肢の良い面を見ることができる。慎重。協調性がある。・・・といった具合である。先日、カラーの講座の打ち上げの時にたまたま席が先生の隣だったのだけど、センセーションカラーセラピーもやっておられるので、この間、友人に診てもらった時に私が選んだボトルについて説明すると、「すごく頑張ってるのに、それを表現することが下手だし、また見せたくないというタイプだと思うので、ドーンと自分をさらけ出せる相手と過ごす時間を増やすとか、趣味でも何でも良いから楽しめるものを探した方が良い。もっと自分を許すことをした方が良いですね。」と言われたのだ。その通り、最近の私はセルフセラピーカードを引いても「無意味感」なんていうのが出るし、自分自身の意味や価値を感じられないでいたので、今の私のテーマは「自分を許す、認める、受け入れる」ということなんだと思う。そのためには、このリフレーミングというテクニック、かなり使えるんじゃないかと思う。自分の中のネガティブな観念を、一つずつポジティブなものにリフレーミングすれば、少しずつ楽になれそうな気がする。カラーの先生には、「いろんなしがらみがあって難しいこともあるだろうけど、今がゆんさんにとって、自分自身のライフスタイルを見直す転機なんじゃないかと思いますよ。」とも言われた。そうねぇ、転機、人生の節目なのかもしれない。自分ではそんなに頑張ってるつもりはなくて、まだまだ頑張りが足りないから思うように生きられないんだ、という気持ちが強いのだけど、生きてるだけで息苦しいという感覚はずっとあるもんね。もっと楽に呼吸したいなと思う。それには、まず頑張ってる自分を認めて、褒めて、許してやらないといけないんだろうな。あぁ、この前見た「私の中のあなた」を思い出した。ケイトは母親と共に病気と闘い続けてきたけど、もう負け戦だということはわかってるし、彼女自身は死の覚悟が出来ている。だから死を受け入れたいと何度母親に伝えても、闘う母の耳には入らない。がんばってがんばってがんばってがんばって・・・。「これまでよくがんばってきたわね。もうがんばらなくいいのよ。」って、ケイトは母に言ってもらいたかったんだと思う。もしかしたら、私の中の私もそう思っているのかもしれない。リフレーミングしながら、少しずつ自分を許せるようになりたい。「ありのままの私で良いんだよ」って。今日は天秤座の新月。生き方や考え方を見直すには良いタイミングに違いないね。**********************************************XOOPSマーケティングランド~XOOPSで簡単に作れる高機能ホームページ!~【スローライフスタイルショップ】生活雑貨【スローライフスタイル禁煙倶楽部】電子タバコ