カテゴリ:食
数日前に、へたり牛20頭が食肉処理というニュースが流れた。 歩行困難というのが、目視ですぐわかるBSEの大きな兆候だ。 この歩行困難なへたり牛のことをダウナー牛って言うんだってね。 このニュースを聞いてぞっとした人は多いだろうと思う。 これはアメリカ国内での話だけど、米国産牛肉の輸入が再開すれば、当然こういう肉も入ってくると覚悟しなければならない。 アメリカ人が自国産の牛肉でBSE感染するのは勝手だ。 しかし、なぜそんな危険な肉を他国に圧力をかけてまで売りつけようとするのか。 アメリカ人特有の独善主義にはほとほと愛想が尽きる。 アメリカ人の大雑把で無神経な鈍感さと、自国の利益最優先のその傲慢な態度が、このBSE牛問題にしても二酸化炭素排出量の問題にしても表れているのだ。 だが、弱腰日本。 時間が立てばアメリカの強圧にまた負けて、米国産牛肉の輸入はいずれ再開されるのだろう。 その時に、日本の消費者が望んでいるような厳密な検査体制が確立されているとは到底信じがたい。 先日の抜き打ち検査でさえ、あの体たらくだからね。 一消費者としては、米国産牛肉不買運動をするしかないな、と思う。 せめてものささやかな抵抗。 だけど外食の場合はそれもできない。 自宅で食べる場合でも、買った加工食品に米国産牛肉が入ってるかどうかなんて、確かめようもない。 もうこうなると、運を天に任せるしかない。 完全な菜食主義者にでもなれば別だけどね。(^_^;) ******************************************************* SoulNavi Wisdom Club本館
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