カテゴリ:食
先日、梅酒を漬けた残りの氷砂糖と黒焼酎とかいうお酒が残っていたので、干しナツメを買ってきて漬けようとずっと思っていた。 ネットで調べると、ナツメも良いけどクコも良いらしい。 漢方薬で言うところの大棗は滋養強壮、小便不利、不眠症などに良いそうだ。 クコは肝臓の脂肪を落とし、ホルモン分泌を盛んにするので老人病にも良いそうである。 滋養強壮、咳・痰、糖尿病、高血圧症、疲労回復に良く、不老長寿の妙薬と言われるらしい。 クコが目に良いのは知っていたが、肝臓に効くからなのね。(肝臓と目は密接な関係がある。) 慢性的に眼精疲労だと思うし、家族にも目の病気があるから、これはクコを漬けねばなるまいと思ったので、一昨日外出した帰りに鶴橋に寄ってナツメとクコを買ってきた。 鶴橋には韓国食材を扱う店が多い。 韓国料理には薬膳が自然と溶け込んでいるのだろう、普通にクコやナツメなどを利用するようだ。 私の好きなサムゲタンも、朝鮮人参、栗、ニンニク、ナツメ、松の実なんかが入っているもんね。 そういった食文化のせいか、普通の漢方薬局で売っているのよりはかなり安価な気がする。 ナツメも1キロ単位でナイロン袋に入れて売ってるし、ニンニクもそうだ。 で、そういう店を探すつもりで行ったんだけど、韓国物の店の間にあった漢方薬局をのぞいたら、クコが500g800円、ナツメが500g500円で売っていた。 そんなにたくさんいらなかったが、お茶にして飲んでも良いしと思ったので両方買うことにした。 親切なおばさんで、「焼酎に漬ける」というと、ナツメもクコも甘いので砂糖は入れない方が良いと教えてくれた。 昨日さて漬けようかと焼酎のパックを見ると、度数が25度と低いので、仕方なくホワイトリカーを酒屋に持ってきてもらった。 結局余っているから何か漬けようと思った黒焼酎も砂糖も必要がなく、また残ってしまった。(^^; ま、いいか。 焼酎は何かで割って、ボチボチ飲むことにしよう。 ナツメ・・・本当の薬酒は黒ナツメである大棗で漬けるらしいが、今回は紅棗である。 薬効は大棗には及ばないようだけど、おいしく飲めればそれでいいや。 ナツメ酒の方はナツメと生姜を入れてホワイトリカーを注ぐだけ。 「クコは半分酢に漬けてみて。サラダなんかに入れるとおいしいから!」と店のおばさんが教えてくれたので、100g位を米酢と残っていたリンゴ酢も入れて漬けてみた。 残りのクコにこれまたホワイトリカーを注ぐだけ。 梅酒よりも手がかからない。 どちらも3ヶ月位で飲めるらしいが、もっと寝かせた方がそりゃ美味しいよね。 ナツメもクコも初めてなので、出来上がりがとても楽しみだ。 両方とも体に良いから、両親にも飲ませるつもりである。 今度はもし紅花が安く手に入るようなら漬けてみたいな。 紅花は冷え症や血の道といった婦人科系に効果があるので、冬場に良さそうだから。 話は変わるが、鶴橋もえらく様変わりしてきた。 たとえば、以前魚屋だった店が不景気で閉店すると、そのあとに韓国の衣料雑貨の店がすぐに入るそうである。 いわゆる韓流ブームのせいか、そういう店が一気に増えた。 他府県からの人も多いんだろうけど、服やブランド雑貨、韓流タレントの土産物なんかを買いにきたらしい女性客がやたらと多い。 狭い路地ばかりなので歩きにくくて仕方がない。 奥の生鮮関係などは不景気で潰れていく店が多いというのに、韓国物を扱っている店はやたらと元気で増殖中である。 チヂミやキムチをはじめとした様々な韓国食材の店もすごく増えたのには驚くばかりだ。 それも昔とは違ってスーパーのようにキレイな店が多い。 それだけ日本人が韓国の食材を抵抗無く食べるようになったということだね。 ******************************************************* SoulNavi Wisdom Club本館 DVDレコーダーを100%使いこなそう! デジタル放送特番Pick Up!!
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