テーマ:スピリチュアル道(400)
カテゴリ:霊的な話
玉吉君によれば、悪霊と善霊(というと変に聞こえるが)との違いは、具体的なアドバイスをしてくるか来ないかということらしい。 彼も「見えない者達」の声が聞こえ始めた当初は、善いものと悪いものの区別がつかず、非常に混乱していたが、以前このブログで書いたようないろいろな経験を通して、善霊や高次の存在と思われる者の場合は、たとえ聞いても決して具体的なアドバイスはしてくれないと言うことがわかったそうだ。そんな事を尋ねると、ブツッと交信が途絶えたり、「自分で考えろ」と言われたりするらしい。 身の危険を知らせてくれることはあっても、生きるべき道を具体的に教えてくれることはなく、もっと普遍的な考え方や心の持ち方などしか教えてくれない。 たとえ迷って苦しんでも失敗したとしても、それは個人の選択であって、どんな道を選んでもそこには学びがあるからだろう。善霊や高次の存在は、個人の自由意志を決して邪魔することはないもののようである。 そう言えば、玉吉君がまだ善霊と悪霊の区別がまったくつかなかった頃、素晴らしい話や画期的なアイディアを「見えない者」から教えてもらい、「オーッ!」と感動して一時的にはハイテンションになるのだが、数時間後とか数日後にはまったく相反する状況や情報がやってきてドン底まで落ち込むということを繰り返していたことがあった。そうやって彼が落ち込んだ時には、ヒントをくれた「見えない者」の嘲笑う声が聞こえると言っていた。 ところで、玉吉君の弟は玉吉君よりも霊能力が強くて、ちょうど玉吉君がそんなUp・Downを乗り越えた頃に、やはり同じような状態を経験していた。 玉吉君には多少でもスピ系の知識のある私が傍にいたのでなんとか乗り切れたが、彼の弟の場合はまったくそういう知識も情報もなかったので大変だったらしい。 まず、友人と写真を撮る度に彼の横に白い塊(誰が見てもそれとわかる)が写るようになった。それが何かわからない内に、いろんな声が聞こえるようになってきた。でも霊的な知識がまったくないので、「誰かが自分を監視してヒソヒソ話をしている」と被害妄想のようになり、ノイローゼ気味になってしまった。 それを聞いた玉吉君が、それは霊の仕業じゃないか、と言うとやっと腑には落ちたものの、今度はその声がいろんなアドバイスをくれるようになった。たとえば、車が途中で故障して困っているとああしろこうしろと教えてくれて、その通りにすると故障が直ったり、おいしい蕎麦が食べたいなと思っていると、「自分は蕎麦打ちの名人だから、その通りにやってみろ」と言われてその通りにやると本当に美味しい蕎麦を作れたりする。 すごい霊が自分を守ってくれているんだ!と最初は大喜びしていたが、その内に神戸の三ノ宮に行こうと思っているのに、反対の大阪に行ってしまったりと、自分の体が自分の思うように動かなくなってきたそうだ。 これはおかしいと思った彼は、あるお寺のお坊さんに相談して、やっと悪霊からのコントロールを解くことができたのだそうである。いくら低級とはいっても、霊になると生きていたころよりも遥かにパワーが強くなるので、霊的に敏感な人はよほど気をつけないといけない、とそのお坊さんに言われたらしい。 以前、玉吉君が仕事関係で知り合った、非常に霊能力の強い税理士さんによると、低級霊はこの世に未練があって成仏できていない霊なので肉体がほしくて仕方がないそうだ。だから、そんな霊の言う通りにしていると、そのうち体を乗っ取られるということがあるらしい。玉吉君の弟も、危うく乗っ取られかけていたのだろう。電車に飛び込まされたり人を殺めるようなことをさせられていたらエライことになっていた。そう思うと実に恐ろしい。 でも、正しい霊的な情報や知識があれば、そういったことは防げるだろうと思う。 一つ付け加えれば、善霊や高次の存在の声は極めてか細く小さいのだそうである。それが悪霊との違いの一つだそうで、とても聞き取りにくい。それに対して低次の存在の声はかなり大きくて聞き取りやすく断定的な言い方をするので、高次の声はかき消されてしまう。周波数の高い音は耳を澄まさなければ聞き取れないが、それと同じことなのだろう。 玉吉君は、いまだに善霊か悪霊か、はたまたその声は自分自身(の妄想)かと、わからないこともよくあるらしいが、大きな声や具体的なことを言ってくる声は無視するそうだ。 少しマニアックな話だが、随分前からアセンション、アセンションと言われているように、これまで地球を覆って守ってくれていたホログラムが外れかけているとか既に外れているとかいう話がある。オーラの見える人が増えつつあるという話も聞くし、あの世とこの世を隔てる壁が薄くなってきているとも言われているので、霊的に覚醒する人はこれからもっと増えてくるかもしれない。 ジャンヌ・ダルクが神の啓示を受けたように、正しい声が明らかに聴こえる人は良いが、玉吉君や彼の弟のように区別がつかなくて混乱する人もたくさん出てくるだろう。すでにそれで精神科にかかっている人も少なくはないのかもしれない。 そうやって苦しんでいる人達の、少しでも参考になればと思う。 物質的なものは波動が低いという。だから、高次の存在とアクセスするには自分の波動を上げる努力をすることが必要だ。 瞑想はもちろん、自然に触れることや電磁波を避けることや、食事に気をつけることも大切だ。 玉吉君が食べ物のことで千代蔵に叱られた話を次回に書くつもりである。 ********************************************** 新規開拓営業支援Navi 中小企業のための新規開拓営業支援ブログ◆販路開拓コツのコツ◆ DVDレコーダーを100%使いこなそう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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この話はかなり参考になりました。
高次の存在の声は小さいのですね。 っと言っても私の場合、声という音ではなく 自分の考え(心の声)のように浮かぶだけなので 小さい声には当てはまらないですが、 ●●しろ!っという内容は危険を教えてくれること 以外は無視することにします。(^_^) 友人の知り合いで、幻聴に悩まされ精神科に通っている方が いますが、その方も低級霊に悩まされているのかも しれませんね。 目の前にいる人に対して『そいつを殴れ!』とか 急に言うらしいです。 年末に気功の会で瞑想していたら、 『早く覚醒しろ!』と言われ、これってどういうことなんだろうかと 未だに分かりません。 分からないので無視してます。 もっと修行して自分の波動を上げなさいってことかな。 (2008.01.15 00:04:01)
sakura草さん
>この話はかなり参考になりました。 >高次の存在の声は小さいのですね。 そのようですね。 >っと言っても私の場合、声という音ではなく >自分の考え(心の声)のように浮かぶだけなので >小さい声には当てはまらないですが、 >●●しろ!っという内容は危険を教えてくれること >以外は無視することにします。(^_^) 普通の声として聞こえるのではなく、どちらかというとエネルギーとして受け取るらしいのですが、的確な表現ができないので、便宜的に「声」と彼は言っています。 以前にも書きましたが、闇の存在は人間の心をよく知っていて非常に巧妙なので、一見聖なる存在のように思えることもあるそうです。 とにかくああしろこうしろと指図する声には注意した方が良いようです。 >友人の知り合いで、幻聴に悩まされ精神科に通っている方が >いますが、その方も低級霊に悩まされているのかも >しれませんね。 > > 目の前にいる人に対して『そいつを殴れ!』とか > 急に言うらしいです。 あぁ、ほんとに低級霊の仕業かもしれませんね。 なんでもかんでも霊障のように言うのは間違っているとは思いますが、可能性としては考えられますね。 >年末に気功の会で瞑想していたら、 >『早く覚醒しろ!』と言われ、これってどういうことなんだろうかと >未だに分かりません。 > >分からないので無視してます。 > >もっと修行して自分の波動を上げなさいってことかな。 いろんな存在がいるようですからね。 闇なのか光なのか、一々考え込んでいると身動きが取れなくなってきそうですよね。 sakura草さんのように、前向きに考えた方が良いんじゃないかと思います。 (2008.01.17 02:00:40) |
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