カテゴリ:雑感
今日はリンクさせていただいている樹音さんお勧めのドキュメンタリー映画「プルミエール 私たちの出産」を見てきた。 年齢のせいか出産経験がないせいか、残念ながら私はそんなに感動しなかったけど、やっぱり病院よりも自然なお産の方がいいなとつくづく思った。 ベトナムだったか?毎日120人の赤ちゃんが生まれるという病院(世界有数の出産数らしい)の有様は凄まじかった。 陣痛で苦しんでうめいている母親がいるかと思えば、その傍らで分娩は繰り返され、次から次へと赤ちゃんが生まれてくる様子はまるで工業製品か何かの製造工場そのものだ。 そんな風にしなければ追いつかないのだろうけど、あれは嫌だなぁ。 でも、かつての日本もそうだったのだ。 そんな状況の中で、赤ちゃんの取り違え事件が起きたんだから。 映画館はアメリカ村の真中にあったので、映画を見た後、久しぶりにそのあたりから心斎橋をブラついてきた。 最近は外出するというとキタ(梅田)ばかりだったので、ミナミ(難波)は何年ぶりだろう。 今日の大阪は天気も良かったせいか、ものすごい人だった。 キタは大人の町で、少しおスマシした感じの町だ。 同じ人が多いのでもミナミとは違う。 ミナミはキタよりも年齢層が低い。 いまだにコギャルと呼べるような娘も多いし、奇抜なファッションの若者も多い。 あちこちで音楽が大きな音で鳴っていて、アメリカ村ではホコテンでもないのに道路の真中を人が平気で歩いている。 何でもアリな感じ。 キタはどちらかというと、まだ整然とした感じがあるが、ミナミは人がみんな好き勝手な方向に歩いていて雑然、混沌としている。 アジア的な感じというのかな。 インドのデリーやカルカッタの喧騒を思い出す。 あれに近い泥臭い雰囲気。 オシャレでもないし綺麗でもないしゴミゴミしてるし、快適かというと決してそんなことはないのだけど、なんだか独特のエネルギーがあるんだよね。 生まれがミナミに近いせいか、キタよりも肌に馴染む感じがする。 ジン好きにはアル中が多いと、大昔に聞いたことがある。(真偽のほどは知らない) 私はジンの香り(ジュニパーの香りだ)は苦手だけど、あれがクセになるというのはわかる気がする。 ミナミもジンのような街だ。 変なファッションの奴だって飲んだくれだって不良老年だってちょっとぐらいまともでなくったって、「ああいいよ、好きにしてな」と受け入れてくれるというか放っておいてくれるというか、そんな懐の深いところがある。 だからミナミ好きはここから抜けられないんじゃないだろうか。 久しぶりのミナミは懐かしかった。 昔、皆でコスプレしてアメ村を歩き回ったのはもう15、16年も前のことだ。 あの頃から私は初めて自分の足で歩き出したのだ。 店は大分入れ替わっているんだろうけど、昔よく行って踊ったバーはまだあったし、オムライス専門の「北極星」もやっていた。 なんだかアメ村に同窓会に行ってきた気分。 ちょっとほっこりできて、良い一日だった。(*^^*) ********************************************** 森の記憶~スローライフの楽しみ~ 新規開拓営業支援Navi お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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