カテゴリ:人生
しばらく前の新聞に、野村監督のこんな言葉が書いてあった。 私はいつも、目に見える人の行動を見るのは「観察」であり、目には見えないが人をそういう行動に駆り立てる心の内を見るのは「洞察」であると思っています。おそらく優れたリーダーであるには、この洞察力が必要なのだと思います。 なるほどなぁと思った。 こうした洞察力を極めれば、「心眼」になるのかもしれない。 人生の師であった草柳大蔵さんがよく語っていた「ものの見える人が千人、ものの見えない人が千人いる。見ている人は見ているのだから、仕事はいつも一生懸命でなくてはならない」という言葉があります。その教えがまさに正しかったと痛感した出来事が、ヤクルトの相馬和夫球団社長が自ら、私を監督にと要請してくださったことでした。(中略) うれしさを感じると同時に、すべてを見られている怖さも身に染みました。 「目暗(注:差別用語のつもりではない)千人、目明き千人」ということだね。 「天網恢恢疎にして漏らさず」という言葉もある。 誰も見ていないと思っていても、どこかで誰かが見ている。 たとえ嫌な仕事や嫌な環境であったとしても、一生懸命やるべきことをやっていれば、いつか浮かぶ瀬もある。 昔の日本人は、そういうことを自然と体でわかっていたように思う。 いつも一生懸命で誰に恥じることもない、そういう潔い仕事の仕方を私もしたいものである。 ********************************************** スローライフスタイル
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