ゆんたま Spiritual Life

2009/04/25(土)17:24

「ザ・シークレット」の秘密 by ゆんたま

スピリチュアル(31)

先日YouTubeを見てたら、日本語版『ザ・シークレット』の始めの20分間があったんだけど、それと同時にこんな動画↓もアップされてて、ヘェー?!と思った。初めて知ったよー。もう2年も前のワークショップの動画である。 Abraham Reveals The Secret Behind Secret Japanese Subtitles(「ザ・シークレット」のシークレット) これをアップした人が書いている概要では、「ザ・シークレット初期バージョンに収録されていたエイブラハム(エスター・ヒックスさんを通して語る存在)の部分が、新バージョンで全て削除されたことについての質問に答えるエイブラハム。」 前にエスター&ジェリー・ヒックス夫妻が書いた「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」 という本について書いたことがあるが、このエイブラハムというのは、奥さんであるエスターがチャネリングするようになった存在(複数の知的生命体)である。 彼らはエイブラハムの言葉を、もう20年ぐらい前から本やCD、DVDや講演活動でたくさんの人に伝えてきたわけだけど、それを含めていろんな人のインタビューを盛り込んで、ロンダ・バーンが「ザ・シークレット」のDVDを作ったということみたい。ま、いわゆる焼き直しということだ。 ところがいろんないきさつがあって、結局エイブラハム(エスター・ヒックス)が出演している部分はカットされてしまい、当初エイブラハムが出演していたという事実さえ、ロンダ・バーンは否定しているらしい。それが「ザ・シークレット」の“シークレット”なのだそうな。 なんだそれ!?って感じだけど、エスターがチャネルしてるエイブラハムの対応は大人な感じでなかなかステキである。 結局、ロンダ・バーンが小物ってことだね。 それでもエイブラハムが言うように、あのDVDや本が「引き寄せの法則」をたくさんの人に知らしめて、映像化することによってヴィジュアライゼーションしやすくした功績は大きいのだろう。 一時ブームになった「夢をかなえるゾウ」も、著者本人が体得した気づきではなくて、いろんな自己啓発やスピ系の本のエッセンスを継ぎはぎしたものとしか思えない、と相棒は言う。 本としては面白かったけど、精神世界系オタクならあれぐらいの知識持っていて当然だし、もっと良いものが書けるだろう、と。 確かにそうかもしれない。 あの本の著者はナンパ術なんかを教えてるぐらい軽い人間らしいしね。(苦笑) でも、これまでそういう知識を持っていなかった人に、わかりやすく広く知らしめたというのは一定の功績だろう。 そういう意味では、船井幸雄氏も全く同じような感じがする。なんか胡散臭くて私は好きじゃないんだけど。 しかし、本物よりも、それをうまくアレンジした者の方が成功するというのは、どうも理不尽な話だ。 それは一種の才能ではある。時流を読み、うまいプレゼンで多くの人の耳目に訴えることができる、という。 だけど、それは小才でしかない。ニセモノとまでは言わないけれど、しょせん小手先の技巧だ。技巧で作ったものは、そこから先には伸びない。そこから新しい発見や進歩はない、というのが本当のところじゃないだろうか。 精々、次々と目新しい情報を集めてきては、視点を変えて提示するぐらいしか出来ないだろう。 換骨奪胎は、しょせんオリジナルには勝てない。 それでも世の中に何かしらの貢献はしているわけだから、それはそれでいいのかな。 ただ、どんな小さな気づきであったとしても、自分自身の腹の底からググッと湧き上がってきたものしか、本当に人を感動させ、動かすことはできない。私は常々そう思っている。 ********************************************** XOOPSマーケティングランド~Webコンサルティング「新規開拓支援」~

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