カテゴリ:人生
今夜は晴れているので、煌々と輝く満月がよく見える。 もう秋なんだなぁと実感する。 テンプレも秋らしい色に変えてみた。 これまでこんな微妙な色は絶対に選ばなかった、というより私の視野には入らなかった色だ。 カラーの勉強をしたせいで、きっと色の許容範囲が広がったんだと思う。 ところで2週間前、大学時代のアルバイトで知り合った友人達と久しぶりに再会した。 かれこれ30年近い付き合いになる。 普段は年賀状のやりとり程度しかしていないのだけど、一人マメな人がいてくれるお蔭で、数年に一度会っている。 今回は6~7年ぶりで、4人の内の3人が集まった。 たまたま大阪に出てきていた熊本の友人は、20年近く勤めた東京での仕事を辞めて、今年の春から親元に引っ越したばかり。 といっても、元々はご両親も関西で暮らしていたのが、お母さんの里である熊本に帰られたので、彼女もそこに帰ったというだけで、自分の生まれ故郷というわけではない。 もう一人の友人は既婚だが、熊本の友人と私は独身で親と同居している。 私達2人が盛り上がった話題は、親との同居はしんどい、ということだ。 一度一人暮らしをすると、自分のペースというものが出来てしまう。 それが親元に戻ると、食べる物も違えば生活の細々したやり方も違う。 私は親元に戻ってから10年近くたつが、一人暮らしの時に飾っていた雑貨や本はいまだに引越しの時のダンボールに入ったままである。 友人を呼ぶことも出来ない。 親にとってはいつまでたっても子供は子供なので、親にその気はなくとも、こっちは監視されているような気がする。 出かける時にはどこに行くのかとか誰と会うのかと聞かれることもあるし、夜に遊びに出かけたりセミナーや何かの集会に行くようなことも、今ではほとんどない。 別に悪いことをするわけではないけど、理解してもらえなさそうな場合もあるし、一々説明するのが厄介なのだ。 それなら最初から何もしない方がマシだという気になる。 良いとか悪いとかいう話ではない。 一言で言うと、ここは「親の家」であって「私の家」ではないのだ。 だから、生家ではあるけれど、帰って何年立とうと私にとっては仮の宿でしかない。 こんなことを親に説明しても理解はしてもらえないだろうし、角が立つので言わないけれど。 熊本の友人は親と同居してまだ数ヶ月しか立っていないので、そんなストレスが溜まりまくっているようだ。 わかるわかる。ヾ(^^; 結婚している友人は一度も一人暮らしをしたことがないので、そういう感覚はわからないと言っていた。 わからない人生の方が、きっと幸せなのだろうと思う。 今通っている学校には30~40代の独身女性が結構多い。 母子家庭の人もいる。 彼女達とそういう話をすると、やっぱり親との同居は考えられないと言う。 ある女性は、もちろんいつかは同居して面倒を見る覚悟は出来ているが、まだ元気な内はがんばって自力で生活してほしい、と言っていた。 そうだよな、と思いながら、何年も一緒に暮らしていると、親が私を頼っているのもわかる。 私がいなければいないでなんとかなるんだろうけどね。 「スープが冷めない距離」とはよく言ったものだ。 家庭があろうがなかろうが、親子の間はそれぐらいが一番良い距離かもしれない。 ********************************************** XOOPSマーケティングランド~XOOPSで簡単に作れる高機能ホームページ!~ 【スローライフスタイル禁煙倶楽部】電子タバコ
Last updated
2009.09.05 22:26:55
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