カテゴリ:人生
新しい仕事に就いて7ヶ月目に突入。
社員になってからだとまだ4ヶ月目だが、辞めることにした。 というのも、入ってから初めて聞かされたりわかったりしたことが多々あって、この就職難ゆえ納得できないままに我慢して勤め始めたけど、あまりの残業の多さにこれでは体がもたないと判断したからだ。 6時から6時半までは残業代がつかない(これも入社後わかったこと)ので、その30分を除いても5月の残業時間は41~42時間。6月は51~52時間。 例の30分間を入れたら月50~60時間の残業である。 なので毎晩のように9時10時まで、お昼休憩以外はほとんど休みも取らずに働いている。 8時台に帰れたら早い方だ。 安月給の事務職でこの残業時間というのは、どう考えても多すぎると思う。 会社側は早く帰ってくれ(残業代がかかるから)と言うけど、残業しなければ処理できない業務量なのだ。 仕事が溜まって遅れても良いのなら喜んで帰るけどね。 それにもうすぐ決算なので、ほぼ連日10時頃まで残業があるらしい。 決算の時期は仕方ないと我慢もするが、これからいくら仕事に慣れて時間短縮ができたとしても、残業時間が半分になることは到底ありえない。 それぐらい仕事内容が多岐に渡っていて煩雑な業務だ。 昼休みも電話の問い合わせに出ないといけないので外食は不可。 昼食を取りながら電話に出る。 同じように昼食時の電話待機で、企業側が敗訴になった裁判事例を新聞で昔読んだことがある。 そりゃこれで休憩中とは言えないでしょう。 しかも入社1年目はボーナスが出ない決まりだそうな。(これも入社後に聞かされた。) どっちみち業績悪化でボーナスは当分出ないらしいが。 とにかく帰宅時間が毎日10時11時になるので、慢性の睡眠不足。 で、眼圧がやや高くなってきてしまい、持病悪化の懸念まで出てきた。 ・・・ということで、退職することに決めた。 こう転々としたいわけじゃないんだけどな。 失明してからでは遅いので仕方がない。 とはいえ、会社の決まりで退職の意思を伝えてから3ヶ月間は引継ぎのために残らなければいけない(これも労働法規的にいえば無茶苦茶な話だが)ので、9月か10月までは勤める予定だ。 本当ならすぐにでも辞めたいところだけど、決算があるのと仕事が煩雑なので、引継ぎに3ヶ月ぐらいはどうしてもかかる。 残る同僚に負担がかかるのは目に見えてるので、まぁ仕方ないかと思っている。 いきなり私が倒れでもすれば話は別だけど。 それで会社が先月末頃から求人募集をハローワークに出したところ、この就職難のご時世だからジャンジャン電話がかかってくる。 ところが、こっちとしては早く決まってほしいのに、なかなか決まらない。 上司が履歴書で選別して、面接してワードとエクセルのテストをして、実際にアルバイトで1~2日来てもらって、という段取りなんだけど、なかなかそこまで進む人がいない。 それで気づいたことがある。 若くてもPCスキルの乏しい人は意外に多い。 ケータイ世代が多いので、意外と若い人はPCできないというのは以前聞いたことがあるけど、他職種からの転職組も結構いるからだ。 職業訓練で勉強しました、という程度の人は、「出来る」と言っても出来るうちに入らない。 入力している様子を見れば、慣れてないのは一目瞭然だ。 企業は中高年よりも若い人を取りたがるが、スキルも求める。 なぜなら即戦力が必要だからだ。 大企業ならいざ知らず、今の中小企業に未経験者を育てる余裕などどこにもない。(今なら大企業だって似たようなものかもしれない。) この会社だって、年末まではパートを入れて2.5人でやってた仕事を、今は私達2人にさせているぐらい経費を絞っている。 固定経費である人件費は一番削りたい費用だろう。 若いのに仕事がない人が多いのは、経験がないからなんだなぁとつくづく感じた。 というより、一応スキルはあっても実務経験の裏づけがないので即戦力にならないからだ。 仕事がない→実務経験がない→仕事がない・・・という悪循環。 ある意味かわいそうだなと思う。 とはいえ、他人のことをかわいそうがってばかりはいられない。 中高年はスキルや実務経験の前に、まず年齢で切られるからね。 先のことを考えて、今春から新しく勉強し始めたことがあるので、秋にここを辞めたら、しばらくは派遣の仕事でも探そうかと思っている。 派遣でも難しいのはわかってるけど、そうかといって探さなければ見つからないもんね。 この会社も長くとも10月末までの辛抱だ。 がんばろう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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