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テーマ:新型コロナウイルス(10870)
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“医療壊滅”寸前か…病床ひっ迫、入院できず自宅で死亡も
1/14(木) 20:28 配信 日本テレビ系(NNN) 日本医師会は医療崩壊がすでに起きていて、このままでは医療が壊滅してしまうと強い危機感を訴えました。ひっ迫する医療の現状と課題とは。 パーティーや帰省で…「年末年始」の感染相次ぐ “医療壊滅”寸前か…病床ひっ迫、入院できず自宅で死亡も 「年末年始」の感染相次ぐ 東京では1月14日、新たに1502人の新型コロナウイルス感染が確認されました。重症者は135人と依然、深刻な状況が続いています。感染経路を詳しく見ると、年があけて2週間たった今、年末年始に感染した例が相次いでいます。 東京では13日、約20人で『カウントダウンパーティー』をしたシェアハウスで6人が感染した例がありました。すでに判明している人と合わせると、14人が感染したことになります。他にも、20代の女性が3日に友人とホームパーティーをして感染したケースや、70代の女性が『正月に帰省』した子供から感染したケース、さらに、30代の男女が年末のゴルフコンペで感染したケースもありました。 入院先が見つからず、自宅療養中に死亡した例も “医療壊滅”寸前か…病床ひっ迫、入院できず自宅で死亡も 入院先が見つからず、自宅療養中に死亡した例も 感染拡大が続くなか13日、非常に深刻な事例が報告されました。13日に確認された東京都の死者13人のうち2人は『自宅療養』をしていました。このうち50代の女性は6日に陽性が判明、翌日に家族が自宅で倒れているのを見つけ、その後、死亡が確認されました。また、80代の男性は7日に陽性が判明し、8日に発熱や呼吸が苦しくなるといった症状があったものの、入院先が見つかりませんでした。その後、症状が落ち着いたことなどから自宅療養が続けられていましたが、11日に症状が悪化し搬送先の病院で亡くなったということです。 都の担当者は、「適切に入院できていれば、こういった事態を招かなかったかもしれない」と、入院させるべき人でも自宅療養せざるを得ないケースが現実にあると認めています。 患者の受け入れが困難に…自宅療養などが急増 “医療壊滅”寸前か…病床ひっ迫、入院できず自宅で死亡も 陽性者の療養状況 陽性と判明した人が、どのように療養しているかを示したグラフ。青が入院している数、黄色が宿泊療養、赤が自宅療養、緑は入院先など調整中の人を示しています。感染者の増加とともに、自宅療養と入院先を調整中の人が爆発的に増えています。数でいうと、入院している人は3266人ですが、入院先などを調整中の人は2倍以上となる6546人で、1間前から比べると3000人以上と大幅に増えています。これだけの人を症状などから判断して今後、入院先を決めなければならないという状況になっています。 14日に行われた東京都のモニタリング会議では、東京都医師会の猪口正孝副会長が、「医療提供体制がひっ迫し、通常の救急医療も含めて危機的な状況にある」と述べ、入院患者数が今のペースで増え続けると医療が破綻の危機に直面すると警鐘が鳴らされました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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