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ゆらのと 徒然草

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2017年07月15日
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チシマザクラについて 総括3 アイスランドのチシマザクラ 峰村剛 記
 私は2002年6月、友人(日本人)の運転(レンタカー)でアイスランドを一周した。その時レイキヴィークの植物園で2本の日本の桜を見た。その桜が、アイスランド在住の市橋朝子氏の情報でチシマザクラだと知って驚いた。その桜は成木で葉は生い茂り元気だったが、アイスランドは火山でから陸地ができた国なので、地熱で成長しているのかと思っていた、そればかりでなく、厳しい気象条件で育つ千島列島で生まれたチシマザクラの育成の条件(環境)でアイスランドの自然の中で育成していることを知り、大きな感動を得た。
 私にとっては「アイスランドとチシマザクラ」は大きな夢であり、希望である。
 この度の「チシマザクラのついて」の総括の最後は市橋朝子氏(在アイスランド20年以上。コーパヴォグル滞在(レイキャヴィーク市郊外で2番目に大きな町。バレエ学校の教師、私の大学の先輩の娘さん)の情報や私がいろいろ調べたことを書かせていただく。
  アイスランドを旅行していると火山あり、氷河ありで、タイムスリップで地球が生まれた何十億年前に戻ったような錯覚になる。そのアイスランドに日本で生まれたチシマザクラが咲くと思うと壮大なロマンを感じる。でも調べてみると「納得」なのである。
 アイスランドは北の一部は北極圏に属しているので根室よりずっと北に位置している。しかし、アイスランドはメキシコ湾流(暖流)が島全体を包むように流れているので、冬の平均気温は平均3度近くと根室や千島列島の国後より高いのである。日本を中央にした世界地図を見ると、アイスランどとメキシコは左上と右中とで遥か離れた距離のように思えるが地球儀で見ると理解できる。(写真参考) アイスランドはチシマザクラが育つ条件として、風雪には事欠かない。土壌があまり肥えていないし、砂質土壌である。それらの条件に満たされてアイスランドでチシマザクラが育成されているのだ。公園や湖畔、公共の施設の敷地だけでなく、近年、一般家庭の庭にもチシマザクラを植えるのが流行っているのだそうだ。
 2013年私が出版した「桜は今、世界のどこかで咲いている」(考古堂書店)のアイスランド共和国の中で市橋朝子氏から提供していただいた桜の写真2枚(レイキヴィーク市長の日本の桜の植樹式と市橋氏の庭の猫と桜)が、チシマザクラだったとは全く思っていなかった。
 市橋朝子氏にアイスランドのチシマザクラのブログを書くにあたって、Eメールでいくつかの質問をさせていただいたら、お忙しいにも関わららず、ご回答してくださった。これはアイスランドのチシマザクラの貴重な資料となると思うのでご回答を原文のまま、紹介させていただく。
私の質問 1、いつ頃からアイスランドで日本のチシマザクラが見られるように なったか
回答  レイキャヴィークの植物園に一番大きなチシマザクラがあります      が、1964年にオランダから来た種を植えたのでは、と言うことです。
質問 2、現在およそ何本ぐらいアイスランドにチシマザクラがあるか
回答 ちょっと分かりません。植物園に2本ほど、2011年に国交50周年で植樹されたのが50本 コーパボグルの遊歩道は2014年に政治グループが町の発展のために植樹されたと言うことを今年初めて知りました。そして、最近は色々な家庭でも植えているようです。
質問 3、現在、どここの公園に行けばチシマザクラが見られるか
回答 レイキャヴィークの植物園、レイキャヴィーク市のチョルトニン湖畔の公園Hljomaskalagardurnn(フリョーマスカウルガルズリン)、コーパヴォグル町の遊歩道にあります。
質問 4、アイスランド・日本友好記念式典で植樹した,公園名はどこか
回答 チョルトニン湖畔のHljomaskalagardurinn(フリョーマスカウルガルズリン)
質問 5、植物検疫で直接日本から苗木を持ち込めないと思うがどのような手段で植樹しているか
回答 植樹された樹は、おそらく現地の園芸店が取り寄せたのではないか、と言うことですが、確実なことはまだちょっとわかりません。       
日本側だと、日本アイスランド協会に問い合わせて見たら分かることもあるかもしれません。
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市橋朝子氏からチシマザクラに関する貴重な資料をいただき感謝申し上げる。チシマザクラに関心のある根室市民や桜に関心がある方がアイスランドを訪れるとき、この資料を参考にしていただければ幸いである。
 参考までに私がアイスランドを旅行したルートは、ロンドン乗り換えでレイキャヴィークであった。ニューヨーク経由が一番便利なのだが、一旦、アメリカに入国すると乗り継ぎでもボデイチェックの厳しさにうんざりする。アイスランド共和国は観光を重視しているので航空運賃もホテル代もあまりデスカウントはない。
補足: 7月16日、市橋朝子氏のメールによると、現在、日本からァイスドに行く場合ヘルシンキ経由が便利で時間もかからないのだそだ。私はフィンランド航空を利用したことがあるがデスカウントチケッもあるし、乗務員も親切である
以上で「チシマザクラについて計10回のブログを終わらせていただくが、チシマザクラの新しい情報が入ったらこのブログの補足として紹介させていただく。1ヶ月半のお付き合いに感謝します。  峰村剛 記
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写真説明:1,2,市橋朝子氏からメールで送っていただいたアイスランドのチシマザクラ、アイスランド在日本人は75人(外務省昨年統計)だが友好協会等から桜の寄贈は多い。 3、私が出版した「桜は今、世界のどこかで咲いている」でレイキャヴィーク市長が植樹しているさくらの写真がチシマザクラだったとは驚き 4、インターネット「メキシコ湾流」をパソコン画像からカメラ撮影で転載(直接転載できない)





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最終更新日  2017年07月17日 05時26分14秒
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