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カテゴリ:自動車
今日売りの「ベストカー」誌に「自分で買って車を評価する、自動車評論家志望の男」という記事が掲載されていた。
この人、年齢は28才。しかし、その年にしてすでに32台もの車を乗り継いでいるという。 それも、全て自分で買ってだ。 記事には、彼が乗り継いだ車のリストと、その車の短評が載っていた。 乗り継いだ車は、NSXにランエボシリーズ。セルシオ、ハリアー、フーガ、ランクル・・・。マツスピアテンザにアウトランダーってのもあった(これらの車は皆、すでに手放しているらしい)。 所有期間は長くて約二年。短くて、なんと一ヶ月(それも一台や二台ではない)!! そして、その短評のほとんどを 「走りが退屈だった」 と、締めているのであった(爆)。 彼は「この経験を生かして、自動車評論家に転身することも辞さない」と言っているそうな・・・・・・。 買うときの試乗で「走りが退屈でないかどうか」「自分に合わないかどうか」をきちんと判断できない人間が、果たして、プロの自動車評論家になれるのであろうかという疑問が生じたのは、私だけではないはずだ。噴飯物と言っていい。 それ以上に、この人からは「車に対する愛情」というものが感じられなかった。ブランド品を買い続けることによって精神の安定を図ろうとする、いわゆる「買い物依存症」のクルマ版なだけなような気が私にはした。 まあ、ベストカー誌は、読者からそういう否定的な反応が起こることを想定して、こんな記事を載せたのでしょうけどね・・・。 最後に一言。 こんな輩に買われた、車が可哀相だよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.25 21:30:33
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