やまのむぎふみ　ゆらら雑記帳(のーと)

ブルーウェーブ時代から活動しているオリックス私設応援団の一つに『天体観測』という名のグループがある。
私が最初にこの名前を見たとき「なんなんだこの団名は?」と首を捻った。
しかし、この名前には
「グラウンドでプレイする選手達は、スター(星)である。その星がきらめく期間は長さに違いこそあるけれど、皆、限られているものなのだ。我々はそのきらめく瞬間を最初から最後までしっかりと見届けていく」
という意味が込められているということを知り「なるほどね」と感心したものである。

そういう意味でいうと、私は長いこと芸能界という広大な天空においての天体観測を行っているということになる。

私が今、観測している星の話。
三、四年前、一度は輝きを失いかけた小さな星がありました。
しかしその星は九つの星で星団をくみ、光を取り戻し、そして今、さらに力強く輝き始めようとしているのです。

「もう望遠鏡なんかで見なくても、肉眼でしっかりとわたしたちのことを見ることが出来るよ」。
もしかしたら、こういうことなのかもしれません。
もっとも、星は自ら語りかけることはありませんが。

いずれにせよ、変わらないこと。
それは、その星がいつの日か燃え尽きる。それはいつなのかは誰にも分かりませんが・・・その日が来るまで、輝く姿をしっかりと目に焼き付けておくこと。

「春」という名を持つ芸能界の中のまだ小さな星団。
とりわけ、その中の一つの惑星。

これからも私は、プリマベーラのメンバー・堀内くみさんのことを観測していきます。