239501 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ゆらゆら茶餐廳(YURAYURA CAFE)

ゆらゆら茶餐廳(YURAYURA CAFE)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

コメント新着

YuraYura@ >maimaiちゃん せやろ~~!(*≧∀≦*) 毎日ホンモノ見て…
maimai@ Re:レトロ香港?? その3(10/07) すっごい、これ!
YuraYura@ >Momoさん コメントありがとうございます!!すっご…
MOMO@ Re:レトロ香港?? その3(10/07) 情報、ありがとうございますっ! (*^-^*)…
YuraYura@ となりのアッコ様~ そうなんですわ~。何か2回目は「出血性」…

カレンダー

プロフィール

YuraYura

YuraYura

お気に入りブログ

だんじりグッズ ゆ… ゆらっちらららさん

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2011年06月25日
XML
カテゴリ:ボランティア
  私がこうして、現地に行く事ができたのは、こういう周りの方々が良くしてくれた事や

地道に義援金や、救援物資を送って下さる方々のお陰だと思う。

よく「すごい行動力やね、偉いね、自分は行けない。。」と言われますが

私は行く事ができてというより
行かせてもらえてよかったと思っている。

こうやって、現地に行くというのは、ものすごく目を引くだろうし、言い方が変ですが

ある意味
「派手」な行動かもしれない、評価され易いけれど、それは普段の生活を

守ってくれている人達がいる
からできる事であって、行きたいのに行けない人達が

いる中、私は行く事ができて、本当にありがたかったと思っています。

オリンピックで優勝した選手は、注目を浴びるけど実は、負けて出られなかった

ライバルを含め
それを支える人がいるから、優勝はその人個人だけのものではない

というのと同じと思う。(勿論一番大変なのは選手本人ですが)。

松山千春が言ったらしい「お金のある人はお金を出して」「知恵のある人は知恵を

出して」「何も無い人は元気を
出して」

で、私は「動ける人は動いて」をしたんだと思う。本当は行きたいのに、行けないくて

我慢しながら
普段の仕事をこなしてる人も、みな同じだと思う。

違うのは全く関心すら持たない人とか、好奇心だけしか無い人だと思う。

 

さて現地でよくボランティア同士で「どこからですか」と聞きあう事がよくあった。

私は敢えて「香港からです」と言った。そうする事によって、すぐ覚えてもらえるし

話の糸口が生まれて、香港も、すごく日本をサポートしてくれている人が多い事を

伝え易くなる。現地に行くからには
この事もできるだけたくさんの人に伝えたいと

思ってたから。
それは、香港に住んでる人がよくわかってるのだから伝えなければと。

それと同時に、日本食が避けられている事実もあるけれど。これもまた現実。

(日本もSARSの時、そうやったね。。)

毎回「どこからですか?「香港です」「え?」「香港です」「ええ??」「香港」「外国から

ですか?!」(隣の国やけど)
で、会話が弾む事が多々あった。

(別にボランティアの為だけに
帰国したんでない事も伝えた。)

多分、何もわざわざ大げさに言わずに大阪と言えばいいのにと言う人もいると思うけど。

 

ボランティアについては、ずーーと悩む。こうやって、ブログに書くと余計にだけど

自分の
達成感とか、好奇心とか、やり甲斐でやっているんじゃないかと自分で

考えてしまう。「私こんなにすごい事やりました」みたいな
ブログを書いてる人や

(という風に私には映る)阪神の時もよく
考えた、「俺、こんな、ええ事してきてん」

みたいに、武勇伝のように
語る人。ちょっと違和感があった。

阪神の時「ありがとう」と現地の人達に言われて、そんなん言わんとって、私は

帰れば寝る所も、食べ物もあって
何も被害はないねん、そんな私にありがとう

なんておかしい!と
泣きたくなった。

そんな時に、ここによくコメントくれる ふなきさんが当時「ボランティアってそれで

いいんだと思う、そんな
厳しい事言ったら誰もやらなくなるだろうし、それで誰かが

助かるんだからそれで、いいのよ。」と。

あと、今でこそ「ボランティアの心得」みたいなのがあるけど。。当時私は、今では

「やってはいけない行動」を
たくさんやってしまった、自分が行く事によって、被災地の

人の順番が遅れるとか(例えば代行バスの利用とか)食べ物は現地で調達して

しまったとか(そこまでモノが無かった訳ではないけど)

「自分が買う事によって、被災した方が買えなくなるかも」なんて発想が全くなかった。

その事についても彼女は「そうやって現地にお金を落とす事も必要やよ」とも言って

くれた。

この言葉達は、いつもボランティアで悩む時に頭をよぎる言葉になっています。

阪神をきっかけに、日本で外国人のボランティア通訳をずーーっとやり続けてましたが

その講習会のパネラーで
呼ばれた時に、上記の話を悩みとして話したけど、他の

国の人達は「何故、ボランティアをするんですか?」という質問に対してと

「ありがとうと言われたいから」
とか「人に感謝されると気持ちがいいから」と、実に

シンプルだった。同じような事で悩んでるのは日本人だけだった。

この時も、ああ、ふなきさんの言ってた通りやなぁ。
と思ったのでした。そんな崇高な

ものにしてしまったら
誰も怖くてできなくなると。

こうして阪神大地震以降、ボランティアは私にとって、自然に自分の身近になったの

でした。

でも、一度「あなたは、ボランティアを、自分はいい人という、アピールに使ってるけど

本当はすごくズルイ人だ」と
面と向かって言われた事もある。ものすごい衝撃で

その日、発熱した。。。。でも、それは、それで、そいう部分も無きにしもあらずな

自分に気がつけたので、今は言われてよかったと
思えるようになったけど

ボランティアについては、ずっと
悩む事が、付きまとっていますが「理由はどうあれ

それで
誰かが助かるならいい」というのを基本に思うようにしています。

 

さて、最後に、よく聞かれるので、ここにかかった経費をざくっと記録しておきます。
(香港-日本のチケットは含まず)

神戸-東京 夜行バス 6,500円(安いのが売り切れだった)

東京-仙台 夜行バス 3,000円

仙台からボランティアセンターまでの交通費(石巻往復)1,650円

仙台-大阪 夜行バス 7,000円

食料費 3,000円

移動中の食事 2,000円

ざくっと約23,150円でした。宿泊はテントがあったので助かりました。

これからも息長く、無理の無い範疇で続けたいと思います。

(やっと終了。。)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年06月26日 12時28分00秒
コメント(14) | コメントを書く
[ボランティア] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.