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■ゆりのHP(*^U^*)詩&恋愛小説&同盟■

White*Love 雪の降る夜に

それから、一週間が過ぎた。
私には、新しい親友が出来ていた。
モモとミホという同じ部活の子だった。
前から、結構仲が良かったが、マイとその子達はあまり仲が良くなくて、
マイの親友の私ともあまり関わっていなかったのだった。
マイも他の人と仲良くしていた。
これで・・・いいんだよね?
これが・・・いいんだよね?
一緒にいて、嫌な気分になるくらいなら、関わらなければ良いんだよね・・・?
もう、友情だなんて、言ってられないよ・・・。




8月31日。
夜7:30に待ち合わせをした。
私は浴衣を着ていった。
彼もかっこいい服を着ていた。
花火があがりはじめる前に、でみせを見てまわった。
時々、何かを買って、食べたりしていた。
でみせのライトが眩しいくらいに光っていた。
沢山の人が行き交う中、私達二人がいた。
私は、金魚すくいをしている少女が目についた。
純粋な笑顔をみていると、少し疲れている心が癒された気がした。
だけれど、それと同時に“哀しさ”で溢れている心に気づいた。
もう、あの少女のような純粋な心には、戻れないという事からくる、
“哀しさ”そして、“寂しさ”・・・。本当なら、なつかしいはずなのにね。

  <<純粋な、あの頃には戻れない私がいる・・・。>>



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