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カテゴリ:宇宙ネコと極楽インコ
高貴なひとには義務が強制されるというノブレス・オブリージュ。
ソフトバンクの孫さんは100億円を寄付したうえ、こんご役員報酬を全額も被災 によって孤児となったこどもたちの支援にあてるのだそうだ。 東電はいまさらながら役員の報酬カットとやらを検討しているだそうだが、日本は累進課税なので、例えば、社長が30%カットとなっても、その分税金がへるので、実質手取りは変わらない。一見責任をとっているようにみせかけているだけで、支援のための税金が減る上、復興国債が発行され、さらに日本は財政赤字が悪化する。 東電の役員ともなれば相当な貯えがあるのだから、カットではなく、うけとったものを全額寄付するべきではないのだろうか。想定外の津波や地震だとか、いいたいことはわかるが、現実に起こってしまい、いまもなおこういう状況がつづいているのだから、 トップとしての責任が強制されるべきだし、本当に申し訳ないと思うならそれをしなければ、心は伝わらない。日本中がつながろう、絆、がんばろうといっているのに、 自己保身の姿勢しか見えないのは、経済大国日本の財界に属する高貴な企業の役員としてはお粗末極まりない。 リーダーとは、本来の意味は先頭にたって死んでいく人のことだ。 現地にトップが入らない。見舞金と称して町役場に行き「東電が被災者に直接渡すのが筋」という至極当たり前のことを言われてすごすごと帰っていく。 本当にわびたいのなら、何度でも足を運んで受け取ってくれるまで通ってほしい。 東電の現場の方々は被爆の恐怖にされされながら奮闘している。さらにその下請けや孫請けにいたっては、許容量を超えた作業で命を懸けている。 その時トップは何をなすべきなのか。 ノブレス・オブリージュ リーダー の意味を噛みしめてほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.11 12:00:39
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