手術は避けられないの

【手術は避けられないの】

2001年12月

「手術日の予約っていうことは、しなくてはいけないと言うことですか?」

と、眼科医に尋ねる。

「手術の順番待ちが多いので、今から日にちの予約だけでもしてください。実際に手術をするかどうかは、これからの診察で決めます。」

ひとまず安心。

春・夏・冬休みの時期は小中学生に限定とのことで、

とりあえず2002年10月1日が開いている日で一番近いので、その日に予約を入れた。


それからは眼科では、手術を前提の検査が多くなった。

訓練の方は“アイパッチ”は全く出来なくなり(速効で剥がす)、

目薬のみで対応するようになった。

しかし、子供に目薬を差すのは難しい。足で挟んで押さえつけるのも一苦労、押さえつけたら今度は目を開けない。

優里香を押さえつけるのが、毎朝の日課になっていた。


2002年8月、眼科医から手術決定の宣告。

「左目の眼球を引っ張る筋肉を少し切りましよう。それで目が正しい位置に来るでしょう。」



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