手術

【手術】

2002年10月1日 入院2日目

 6:00
検温。熱はないが、検温中に起こしてしまった。

 7:00両方の手の甲に、鎮静効果のあるパッチを貼る。点滴の針の痛みを軽減する効果有り。
いつもの優里香ならサッサと剥がしてしまうところだけど、看護師さんが“アンパ○マン”の似顔絵をパッチに描いていたため、その心配は無用になった(さすがはプロ)

 8:00朝食代わりのオレンジジュース(無果汁)150cc、本日初めて口にした水分

10:00
   頃
優里香が眠ったため、昨日取れなかった心電図を取る(終了と同時に優里香起きた)

10:30左手の甲に点滴開始、中身はブドウ糖。看護師さん3人がかりで押さえつけ、なんとか針は刺せたものの引き抜こうとする優里香。先ほどの“アンパ○マン”の似顔絵パッチを固定用の包帯に貼ると、点滴に触るのを止めた。

11:00昼食代わりのイオン飲料(ポカリ?)150cc

12:30針のない注射器で薬(鎮静剤?)を飲み、座薬(鎮静剤)を挿入。優里香30分間寝る

13:00また飲み薬、今度はスプーンで。

14:00手術室へ向かう。眠っているのならキャスター付きのベットで運ぶのだそうけど、優里香は不安なのか起きたまま私にしがみついている。仕方なくダッコしたまま手術室入り口まで連れて行った。

14:30手術室へ入る。終了予定は15時半頃。

-------------------------------------

15:40手術室より出てくる。麻酔が効いているはずなのに、何故か泣いていた。

15:45病室に戻ってくる。麻酔から覚めるまで酸素マスクをするように・・・と、口元にマスクをゴムで止める(麻酔から覚める時の苦痛を軽くするらしい)。

しかし眠っているはずの優里香が暴れ出しマスクを外そうと、ついでに眼帯も外しかけた。そのため優里香の顔に付かないように、酸素マスクを口元にかざす(手が疲れるので夫婦交代で行った)。

後で聞いたのだけど、こういう麻酔のかけ方をしていたのだそう。起きると寝るの繰り返しで麻酔からだんだん覚めていくのだそうだ。

16:30執刀した眼科医が病室を訪れ、手術内容の説明を行った。 予定通り、左の目尻の腱を6ミリ切り取り(これは組織検査へ)目頭の腱をゆるめた。
(後日、検査結果は問題なし)
やはり左眼の外側を引っ張っている腱が弱く、逆に内側が異常に強かった。 そのせいで今までの治療(アイパッチ・目薬)では良くならなかったのではないか。
それと、もしかしたら右も同じようになっている可能性もあるので、その場合は1年後にまた手術をするかもしれないと・・・
(1年後にまた・・・)

17:30酸素マスクが外された。しかしまだ泣くと起きるのの繰り返し。

18:00熱が出た為(手術をしたので、当然らしい)氷枕で冷やす。

19:30まだ目を開けないが起きた様子の優里香、看護師さんの介助で一口だけジュースを飲ます。5分以内に吐かなければ欲しがるだけ飲ませて良いらしい。 吐かなかったので、50ccのジュースを飲ませた。しかしまだ目を明けようとはしない。

20:50突然優里香が体を起こした、しかし目は瞑ったまま。お腹が空いたようなので、病院支給のバナナを食べさせてみると、、、まるまる1本食べ、その後薬(抗生物質?)を飲む
食事が取れるならと、点滴が外された。

21:30点滴が外れ、一安心のパパは帰宅。

21:50再び優里香が目を覚ます。が、今度も目を開けない。

22:00消灯時間になるが、優里香目を閉じたままベットに座っている。横になるように促しても、寝ようとはしない。よほど怖かったのか・・・
しかし5分後、ふたたび眠りについた。





『術後』 へつづく


『入院』に戻る

『“斜視”を克服するために』トップへ戻る


優里香通信トップへ


© Rakuten Group, Inc.