視力検査【視力検査】2003年5月22日、眼科医から「まだ右目に内斜視が残っている」と告げられ、 次回来院時にも毎日撮った写真(フラッシュ付きで正面から撮影)を持ってくるように指示された。 6月26日、前回の指示通り撮った写真の中からある写真を見た眼科医が言った。 「あら、ちゃんとこっち向きに動くじゃない。」 その写真の優里香の眼は、両方揃って左に寄っていた。 (つまり、目だけで左を向いているという事。) 昨年の術前検査の際、 >両目を右に寄せることは出来るけど、左向きは出来ないかもしれない ・・・と宣告されていただけに、今回の眼科医の言葉はとても嬉しいものだった。 ただ、右目の内斜視についてはまだまだなので、 現在使用している目薬(瞳孔を狭くする)を中断し、経過を見る。 7月24日、“C(ランドルト環)”を使った視力検査を行う。 (“上下左右”がまだ言えない子供にプラスチック製の“C”を持たせ、検査員が持つ2メートルぐらい先の“C”と同じ方向に向けさせる) が、視力検査の結果・・・・・0.38 3歳児の平均《0.8》に比べればはるかに低い。 『斜視は見栄えだけではなく、視力の発達をも阻害する』 ・・・と、はじめに眼科医は言った。 2年間の遅れが、ここに。。。。 眼科医が言うには、この程度の視力であれば何とかなるとの事。 私はその言葉を信じるだけ。 9月25日、本日の検査は“C”を使った視力検査(遠くと近くで)に加え、 色々混ざったビーズの中から“赤”だけを拾わせるというもの(5分間に何個拾えるか)、 また立体視の検査も実施(サングラスのようなものをかけ、絵に描いた蠅の羽根を掴ませる) 結果は前回に引き続き、やはり視力が0.3程度。 更に翌週、《遠視の検査》を実施することとなり、今日から瞳孔を開く目薬【アトロピン】を朝晩1週間差し、来週再び来院する事に。 10月2日、遠視の検査。 どうやら左眼(手術をした方の目)にヒドイ乱視があるらしい。 レンズを2枚重ね検査をし、いろいろと計算をする眼科医。 《乱視》については初診の時(生後8ヶ月)にも言われていたことだけど、やはりショックは隠せない。 次回は2週間後、目薬【アトロピン】の影響が消える頃に乱視の検査をする。 10月16日、乱視の検査。 「左眼の乱視はメガネで矯正するしか方法はない」 ・・・と、眼科医から告げられた。。 ただし、これは一生使用すると言うことではなく、 今後の経過によっては度数も変わり、場合によっては要らなくなるかもしれないと。 そして眼科医から《メガネの処方箋》をもらい、附属の眼鏡店へ行く。 出来上がりは10日後。メガネの費用は3万円也。 メガネをかけた3歳児。 幼稚園入園を控えているのに、ちょっと困ったことになった・・・・ 『メガネをかけた3歳児』へつづく 『訓練』に戻る 『“斜視”を克服するために』トップへ戻る ![]() |