水族館の見方が変わる楽しい一冊。「水族館飼育員のキッカイな日常」
書店の生き物関連のコーナーで見つけたこちらの2冊。1冊目。水族館飼育員のキッカイな日常 [ なんかの菌 ]訪れる人々に非日常の癒しを与えてくれる水族館で働く飼育員さんたちの日常を綴ったコミックエッセイです。筆者は大学院で美術史を専攻されたという方。水族館に就職され飼育を担当されたのちイベントなどの企画運営のお仕事に携わっていたそうです。1冊目のこの本は主に,筆者のお仕事の内容がまとめられています。4コマ漫画+解説という形で紹介されているお仕事は可愛いイラストを通しても滲み出るハードさ。次々起こるハプニングに思わず笑ってしまうのですが大変なことが多すぎて,一日が長すぎてオドロキです。飼育員さんたちの生き物に対する興味と愛情があってこそ成り立っている現場だなあと思います。生物を専攻されていない分一般人としての目線があり,でも汚れた海水が口に入っても淡々と業務をこなすプロの飼育員さんでもあるところがとてもいいバランスで私たちが知りたいことが,分かりやすく書いてある楽しい一冊になっています。続巻が出ています。水族館飼育員のただならぬ裏側案内 [ なんかの菌 ] 2冊目のこちらはちょっと視点を変えて水族館の生き物を幾つかのカテゴリに分けてそれぞれの特徴ある飼育風景が紹介されています。イラストいっぱいの生き物の説明と,ピクトグラムみたいな飼育の様子が並んでいて飼育員さんも観察する生き物扱いなのが面白い。どちらか一冊でも楽しめますが,やっぱり1冊目から順に両方読むのがお勧めです。 大人気シリーズ。小さなお子さんにはこちらもお勧め。じっくり水槽を見るきっかけになりそう。(話が続いているので2冊読まないと終わらないです)