2007/04/08(日)12:06
オリーブの木を植えて
著名な建築家、安藤忠雄氏が呼びかけて
「瀬戸内オリーブ基金」を元手に、
島民がオリーブの木々を豊島に植えて、育てられている。
下記は引用です。
ほとんど引用で申し訳ないが、
とても素敵で勇敢な動きだと思いました。
こんなに美しい「素材」をもった国が
コンクリートに埋まってしまうのは損失だと思った。
例えば子供が、
のびのび安心して遊べるような緑を残していきたいですね
シンプルな暮らしが理想です。
-美しいふるさとを次の世代に-
わが国最大級の産業廃棄物の不法投棄事件として注目を集めた豊島事件は、
ただひたすらに「豊かな島を後世に残したい」
と闘ってきた島民たちの25年にもわたる運動の末、
今後は隣接する島の一つである直島に処理施設を設け、
廃棄物を完全に撤去・無害化するという道筋を得ました。
しかし、かつての緑あふれる豊かな島を取り戻すという産廃撤去よりも
困難な新たな闘いはまだ始まったばかりです。
「豊かな海」瀬戸内海は、海上交易で文化や産業を育み、
一方で一万年にわたって島々や沿岸の住民に海の幸をもたらしてきた
世界でも有数な閉鎖性海域です。
わが国は六千八百五十二もの島々からなっており、
瀬戸内海にそのうちの一千ほどの島が点在しています。
都会では経済効率が最優先され、
すでに町に緑の入り込む余地がなくなりつつある現在、
瀬戸内海の島々が本来もつ、
海と森との絶妙な関係や自然が共存できる環境は、
都会が求める経済的豊かさとは異なる価値観を与えてくれています。
私たちはこの考えのもと、かつての緑あふれる自然の再生を目的とし、
豊島及び直島から瀬戸内海周辺一帯を対象に
オリーブの木をはじめとした緑化活動を行うため、
内外の多くの方々に志を募ることを決意しました。
この運動は、そこで生活する人々と共に植樹し、
育てつづけることによって、一人一人が環境を守り、
自然と共に生きてきた人類の原点を見直す意識を促そうをするものです。
そして、大きな打撃を受けた豊島をはじめとする瀬戸内海の島々を結び、
次の世代へ美しいふるさとを託すことを目的としています。
多くの方々にこの趣旨をご理解いただき、
ご協力いただけることを心から願っています。
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一般の方々からの経済的支援
募金方法:原則として一口一千円で、寄付を募ります
植樹目的:目標100万本
植樹対象地域:おもに瀬戸内海の沿岸部及び島嶼部
募金は募金箱設置店(ユニクロ)や講演会場等に設置される募金箱、
若しくは下記振り込み先までお願いいたします。
寄付受け入れ先:瀬戸内オリーブ基金
振り込み先:郵便振替口座:00970-8-50658 「瀬戸内オリーブ基金 」
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基金の問い合わせ先
『瀬戸内オリーブ基金事務局』
〒761-4661
香川県小豆郡土庄町豊島家浦3837-4
TEL:0879-68-2911
Fax:0879-68-2912
E-mail:info@olive-foundation.org
瀬戸内オリーブ基金公式サイト http://www.olive-foundation.org/