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カテゴリ:有瑠璃のきもの 今日のコーディネート
来週の25日きものの喜のオフ会
特別展 源氏物語の1000年-あこがれの王朝ロマンに行ってみませんか?と言う企画があります。(mixiきものの喜コミュ)。でも、有瑠璃は、25,26と山口なので行けないため、どーしても源氏物語展に行きたかったので、たぬきち(だんな)とQと三人で久しぶりに行って来ました。時々は家族サービス(え、男前? ![]() Qには湘南新宿ラインだ!と言って連れて行きました。たいてい、桜木町からランドマークまで歩くのが多いのだけれどもこんかい、みなとみらい線で初めて、「みなとみらい駅」で降りてみました。かもめが鳴いてるのね~ホーム、ちょっと驚き。 横浜美術館へはみなとみらい線3番出口から3分!お、近い!! 横浜美術館、初めてだろうか?思い出せない、けど入ったことなさそうだ。 今回の美術展では、絵を中心とした構成で、源氏物語を見ていくという展覧会です。 最初は、源氏物語の時代に触れると言うことで、平安時代の風俗の一端を垣間見る章。 狩野孝信の紫式部図から始まる章。この絵は源氏物語の着想を、と言うか書き始めたと伝わる石山寺に伝わっています。石山寺からの出展物は多くて結構ありました。 特筆すべきは、絵じゃないのですが、源氏物語の写本のいくつか。有名な青表紙本 by Wikiや、河内本 by Wikiなどの展示。また、大学のゼミ時代に源氏物語の研究本としてよく聞いた河海抄、花鳥余情←実は、ずっとかちょうよじょうと読んでいた~、知らなかった・・・・。大学でもそう呼んでたような・・・。湖月抄 by Wiki、本居宣長の源氏物語玉の小櫛など、聞いたことのある本がそれぞれ出展していて、ちょっとうれしかったです。話に聞くばかりで、なかなか実物は見られないですからね~。 あ、道長の直筆の日記である御堂関白記 by Wikiも出てました。道長が書き込んだ日記の中で、微妙に字があったのはどうしてなんだろと、たぬきちと談義。日記って言うぐらいなので、今と同じようにあらかじめ書いてある部分と、その日に書き込む部分の字を変えていたのかな?とかつまらんことを考えてしまいました。 絵のほうは、源氏物語絵巻はもう出ていませんでしたが、やはり日本では一番知られた物語だけあって、多くの人がその一場面を絵に残しています。 有瑠璃が印象に残っているのは、『雪』『月』『花』のタイトルの絵。『月』の絵は、上でも書きましたが、紫式部が石山寺で源氏を書こうと思ったのが八月十五日(旧暦の十五夜)であったため、満月を見ながら紫式部が「着想を得た」というのが画家さんたちにとってはインスピレーションになるみたいです。『雪』は言わずと知れた、清少納言。『 香炉峰の雪は簾を撥げて看る』から、雪の題材として。『花』は、1つは小野小町。これはたぶん『花の色は移りにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに』を元に。もう1つの絵では、『花』が伊勢で、『いにしえの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな』から桜を題材にしていました。対比が面白かったです。 たぬきちが言っていたけれど、古い絵は、やっぱりなんとなく暗い感じで、明治以降の力強い絵にはちょっとかなわないなあ・・・と言う感じ。やっぱり年代を経た弱みかなあ・・・・。明治でも、雨夜の品定めを描いた安田 靫彦 by Wikiの帚木の絵は、すごかった~、源氏の直衣の描き方が国宝の源氏物語絵巻みたいだった。(どうやら源氏物語絵巻手法を使っていたらしいとか)。その直衣の描き方、松岡映丘もだった~、おお。 Qが一緒だったので、全部をじっくりとは行かなかったけど、いくつか気に留めた作品を見ることが出来て良かった~。 1時間ほどで外に出て、またみなとみらい駅へ。そこで、ご飯をと言うことにナリ、「Qのラーメン好き」から一風堂のラーメンを!(ホントは会社からも行けるし、他のが良かったんだけどなあ・・・・・)腹ごしらえして、あっという間に帰ってきちゃいました。 来週末、きものの喜のメンバーの皆さんも楽しんできてくださいね!!!! で、今日の装い 今日はあっさり目に。本当は源氏にちなんだ何かで行けばよかったんだけど、思いつかない・・・・・。まだ引きずっている、うさぎモード。 ![]() ![]() 帯締めは ![]() ココから2本をチョイス! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 19, 2008 12:12:56 AM
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