お江戸に夢中!
最近 お江戸にはまっています。(と言っても故杉浦日名子さんのようにはいきませんけれど)きっかけは*ha.na*さんが以前紹介されていたお江戸ガールズライフと言う本から。 この本、江戸時代の江戸娘(おきゃん娘)たちについて書かれた本です。江戸時代は基本的には身分は一生のもので大名は大名、大店の娘は箱入り娘、表通りの小物の店の看板娘など身分がありその中で精一杯生きていたおちゃぴい(おきゃん娘の生態を)書いています。 その中から桜の話題を。江戸時代には、元旦は今の立春の翌日でした。ここから春になるのです。ちなみに江戸時代の桜の名所は、やっぱり上野だったんだそうです。他に王子の飛鳥山。今も変わらず桜の名所ですね。さて、この本で江戸時代からあって今でも買えるうまいものが特集されています。皆さんよくご存知のお店もありあます。そのひとつに浅草のあんみつ屋さん 梅園 亀戸天神 船橋屋 麻布十番 豆源 上野伊豆栄 うなぎ 根岸 笹の雪などよく知っているお店。実は江戸時代創業の老舗だったのですね。他に、最近お江戸関係の漫画をいくつか読んだのでそちらもご紹介しておきます。本田恵子さんの実はこの話舞台は吉原なんです。主人公のおいらんの女の子は将軍のご落胤だったと言う話に、ねずみ小僧などが絡んだちょっと異色?な物語です。 吉原と言えばさくらん 安野モヨコさんのさくらん。こちらも最近読み返し。安野モヨコさんの独特な絵が吉原の雰囲気にいがいと合ってるんですよね。最近、続編が出ているとか。続きが楽しみな本です。でも、ちょっと大人向けの読み物かな。レディコミ風の描写も(レディコミって読んだことないですが想像では・・・)あるのでそういうのがお好きでない場合はあまりおすすめできません。 それから、大奥を舞台にしたちょっと変わった漫画を。大奥(第1巻)この物語は、将軍が女で、大奥の人々が全部男性。何故そうなったかと言うと、原因不明の病気によって、その時代の若い男性がどんどん死んでしまい、男性が女性の1/4になってしまい、日本は女性中心になってしまったという日本の江戸時代らしき頃を舞台にしたお話です。将軍の時代は吉宗の時代。でも、この吉宗女性です。背景はほとんど同じなのですが、「男女逆転大奥→つまり大奥が若い男性の集まりになってしまったら?」と言う面白い試みを漫画にしています。この間の終わりで、吉宗が何故女が男の名前を継ぐのかというところを糸口に謎の解明をしていくのかな。こちらも最近連載が再開されて・・・ちょっと楽しみな漫画です。 design by sa-ku-ra*