YUSCO通信

2007/09/11(火)21:42

こりゃダメだ!

こだわりコーナー(8)

相撲協会:相撲記者クラブ会友の杉山さんの取材証はく奪  日本相撲協会の北の湖理事長は10日、横綱・朝青龍に関する一連の騒動に関してテレビで解説をした東京相撲記者クラブ会友の杉山邦博さん(76)=日本福祉大学客員教授=の発言が協会批判にあたるとして、協会発行の取材証をはく奪した。これに対し、同クラブは11日、抗議文を提出したが、理事長側は返還に応じていない。  北の湖理事長は、抗議文で「(杉山さんの)言動の何が問題なのか、明確にしてほしい」と要請されたのを受けて、同クラブの代表者に対して口頭で回答。(1)8月中旬の朝の民放情報番組で「朝青龍への処分に対しては弁護士や識者を入れて決めるべきだ」というコメンテーターの発言に杉山さんがうなずいたのは相撲協会批判にあたる(2)テレビ出演の際の肩書が「相撲評論家」「相撲ジャーナリスト」となっているが、こうした立場の人には(記者でないので)取材証を発行できない--と、はく奪の理由を説明した。  同クラブは「批判する相手の取材証を取り上げるのは暴挙」と反発しており、杉山さんの発言などについては12日に事実関係も含めて北の湖理事長と話し合いを持つよう調整した。  杉山さんは53年からNHKのアナウンサーとして大相撲報道にかかわり、その間、東京相撲記者クラブ員。定年後の87年から同会友としての取材を続けてきた。取材証をはく奪されたことについて「肩書はテレビ局が便宜上つけたもの。それにテレビ画面でうなずいたことぐらいで取材証を取り上げるのは言論の封殺」と話している。  また、報道陣から問題の経緯を聞いた日本相撲協会理事の友綱親方(元関脇・魁輝)が「杉山さんは正論を言っている。協会内部の対応が悪い」と話すなど、親方衆の間にも北の湖理事長の措置に首をかしげる声が上がっている。  同協会の取材証は、相撲記者クラブ所属の専門記者に発行される顔写真付きのカードで、所持者は支度部屋での取材が許可されるなど、一般の報道関係者と区別されている。【上鵜瀬浄、飯山太郎】 杉山邦博さん、この人見覚えありますね。  イエスマンだけに取材させる。気に入らないヤツは排除。相撲協会ってまともな組織じゃありませんね。この隠蔽体質が、各種処分の公正さに対する我々の疑問につながっているのです。  朝青龍のわがままにも呆れてますが、相撲協会の朝青龍に対する管理能力不足にも私は呆れています。北の湖理事長にも辞めてもらいましょう。

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