2006/10/20(金)18:44
チンタオ旅行記。~ビックリ三昧~
行ってきました~。中国、チンタオ。
出発の日、いつも日本帰る時も出発時間1時間前とかで時間ギリギリの行動の私たち。
今回はなんと時間ギリギリどころか、飛行機の離陸時間40分前までにチケットもらわないと
飛行機になのれないのに、うちのだんなったったら離陸時間35分前に到着。
もう旅行は中止なんかな~ってあきらめかけてたところ、『あと5分だけ待ちます』てカウンターのお姉ちゃんが待ってくれました。
ほんまよかったよ~。『中国行ってきま~す』なんて言っておきながら『行けませんでした~』って日記に書かなきゃなんかな~とソワソワしたよ。
そもそもは空港行きのバスの乗ってすぐにビザを忘れたことに気づいただんなのせい。
空港行きのバス乗ってすぐに降りて(お金もったいな~い)私と悠慎だけ先に空港に向かい、だんなは後から来たってわけです。
家出るまえに忘れ物チェックもしたはずやのに、私も私で自分がビザがいらんのをいいことにだんなのビザの確認してなかったんよなー。
っていうか、日本人は中国に行くのに15日以内の滞在だったらビザいらんらしいけど、韓国人は入国するだけでビザが必要。
めんどくさいよなぁ。こういうとき悠慎は日本のパスポート使えばいいだけだから楽チンだわ^^
さてさて、前置きは終わりにしてチンタオ旅行ですが、、、楽しかったわ~!!
やっぱ旅行はいいね~。お金に余裕があればやっぱ1年に1回は行きたいな~。
年に2回日本に帰るのがいけないのかしら??
今回、初中国だったんやけど、ほんまにビックリすることがいっぱいだった
まずビックリ1番目が交通事情。
日本から初めて韓国にきたときって、韓国の運転こえ~!!って感じだった。
ここで運転なんてできんって思っていたし、バスに乗るのもジェットコースターに乗った気分だった。
今じゃ、悠慎片手にだっこしてバスに乗れるけどねぇ。しかも席譲ってくれる人がおらんかったら立ちったまんま。
でも、チンタオ行ったら韓国の交通事情、全然普通じゃない?!って思えるくらい中国の車たちは怖かった。
車線はあってないようなもの。反対車線を平気で走る。信号無視も普通。スピードは半端じゃない。歩行者は車がブンブン走ってる道を横断歩道もなしで渡りたい放題。
バスは意外に安全だったけど、タクシーがカナリの暴走運転でタクシーに乗るたび『死にませんように』って拝んでいた私。
だったら乗るな!!って感じなんやけど。
なるべくバスに乗るようにはしていたけど、やっぱりタクシーが便利で使ってしまうんよな~。
そうそう、バスなんて1元(約15円)で乗れるんよ。どんなに遠くに行っても(市内)2元(約30円)だった。
タクシーも初乗り8元(120円)で30分くらいのっても40元(約600円)いかんかった。
日本のタクシーの初乗りより安い。
そしてビックリ2番目が、英語が全くって言ってもいいほど通じんこと。
ホテルでも街でもレストランでも全然通じん。
ホテルは在中韓国人がいるところだったので韓国語が通じるので問題はなかったけど(ただし日本語は通じない)
ホテルでも英語が通じんのよ。ありえなくない?!
まぁ、そりゃ5スターのいいホテルに泊まったわけじゃないよ。
3スターさ。安いホテルなんはわかっとるよ。でも英語通じる人が一人おってもいいんではないか?って感じだった。
朝は朝食つきのこのホテル。
水がほしくて、『ウォーター、プリーズ』と言っても通じない。
『 W A T E R ! ! 』
って言ってもウェイトレス、『何言ってん?この人。』みたいな顔。
すんませんねぇ。私、発音が悪いことくらいわかっとりますよ。
留学時代から『日本人の発音だねぇ。』って散々言われてきた。
英語の発音が上手じゃないことは承知の上です。
なのであきらめて紙とペンを用意して『水』って書いてやっと通じた。
と、安心したのも束の間、今度は白湯を持ってくるウェイトレス。
中国では(チンタオだけ?)食事しながら白湯を飲むんか、いつも湯のみに白湯をいれてくれる。
でも私が飲みたいのは冷たい水。
で、またまた『ノー、ホット!!コールド、コールド』とこの時点でもう英語の文章になんてなってない。
単語だけで伝えるも通じない。
またまた紙を用意して『冷水』
て書いてやっとわかってくれたウェイトレスさん。
水をもらうのも一苦労だった。
そう、英語が通じんのはこのウェイトレスさんだけじゃなく、街の人たちもみんなそう。
バスに乗って悠慎が楽しめそうな、大きな公園(小さい動物園も遊園地もあるオリに大公園みたいな)に行く途中、
このバスがほんまに私たちが行きたい目的地に着くのか心配になって、後ろの乗客にだんなが英語で尋ねてみる。
一つ前のバス停のチンタオ大学前から乗ってきた若者カップル。
どうみてもチンタオ大学に通ってると思われる大学生。
大学生=英語も通じると思っただんなが『エクスキューズミー、、、』というや否や
両手を振って拒否反応。内容すらきいてくれんかった。
大学生が英語知らんってどういうことよ!! 結局隣に乗ってたおばちゃんに地図を指差して
身振り手振りで『このバスに乗ったらここに行くか?』ってことを伝えると、うなずいてくれて一安心したのでありました。
そしてそして、ちょっと奮発して高そうな店っぽいところで最後の食事をしようと決めた私たち。
そのレストラン、中に入って案内してくれるんいいけれど、メニューがこん。
一体どうやって注文するんだろうか??
私とだんなが近くにいた店員をつかまえて『メニュー、プリーズ』と言ったけど、案の定通じない。
その店員がほかの店員にも助けを求めて店員数人(5人くらい)が私たちの席に来た。
これだけの人数がいれば一人くらいは通じるはず。『メニュー、メニュー』って単語だけで伝えても店員全員反応なし。
紙に書けと紙とペンをわたされたけど、メニューって漢字でどう書くんだ??
わからんのでアルファベットで、 『 M E N U 』 と書いてみた。
これなら発音が悪くても関係ない。通じる!!そう思った。
が、しかしそこにいた店員みんな『これなんて書いてあるの~?』みたいにみんなでかなり不思議そうな顔で紙をマジマジ見ているではないか?
あれ?私。日本語かハングルで書いたっけ??って一瞬考えてしまったわ。
結局私たちの席に集まってた店員数名(しかも年寄りじゃないよ、若者たち)はMENUすらわかったくれなかった。
そのあとは、店員に紙で『英語?』って書かれてウンウンってうなずいたら、唯一少し英語話せますって女の子を呼んできてくれてその子のお世話になりました。
って、はじめからその子連れてこいよー!!もしかして店員さんたち私たちが英語話してるってことすらわかってなかったのかしら??
そんな感じで見事に英語が通じませんでした。
ビックリ3は衛星的な面ね。
トイレがどこ行っても汚い。くさい。
下水(排水?)がちゃんとなってないんかな~?ホテルのトイレも臭かった。
レストランのトイレも臭いし汚い。
何気なくいつも使う、日本と韓国のトイレたち。
きれいで、ありがたいな~と感じました。
トイレとは関係ないんやけど、チンタオには日本でもお馴染みJUSCO、韓国(日本でもあるけど)お馴染みカルフがあったんやけど、
そんなスーパーでも野菜とかめっちゃ汚いんよな~。新鮮でないし。安いけどこれはあんまり食べたくないかも?って感じだった。
魚とか肉売り場とかでもハエ飛んどるしな。
だんなもカルフの中になんでハエがこんなにおるん!?ってびっくりでした。
なんかいろいろビックリすることあったけど、けっこう街もきれいで、人はみんな優しかったよ。(英語は通じんけど)
チンタオ旅行に行く前にチンタオの情報を集めてると“スリが多いから気をつけて!!”とか“タクシーでよくぼられるから気をつけて!!”とか見てて、
ちょっと外に出たら緊張しながらの移動だったけど、幸いスリもぼれらることもなく無事に帰ってこれました。
そうそう、チンタオってドイツの街並み同じって言われてるらしく、韓国みたいにアパートがいっぱいだったけど、デザインとかかわいくてこんなところに住みたいな~って思いました。
ほら、韓国のアパートってかわいらしさとかないじゃない?!
道もきれいだったし。ポイ捨てする人達がけこう多いのに街にゴミもあんまり落ちてないんよな~?
影ながら掃除がんばってくれてる人がいるんだろうね。
ポイ捨てと言えば、マナーの悪さにもちょっと驚いた。
ホテルではエレベーターのあの密室でタバコ吸ってる人おるし、(うちら子どもつれじゃっつーのに!!)
空港では、普通に床につば吐いてる人がおったり。
マナー悪いというか常識しらんのか?!って思う人達もいた。
さすが中国!!世界で1番人口が多い国。
いい人たちにもいっぱい出会ったけど、こんな常識知らずな人たちにも出会いました。
ところで、もう一つややビックリなんが、今回の旅行3泊4日で日本人に全然会わんかったんよなー。
韓国人はけっこうおったよ。街でもハングルはよく見たし。お店の看板とかも日本語よりはるかに韓国語の方が多かった。
まぁ、韓国は海挟んですぐ隣やから近いもんね~。飛行時間1時間15分。
だんな曰く、免税がないから日本人がおらんのちゃうか?と。
たしかに。免税はホテルのフロントで聞いても『チンタオには免税店はありません』って言われたし、
帰りの空港で『チンタオで唯一の免税店です』って空港内にそれはそれは小さい免税店が1つだけあった。
う~ん、免税大好きな日本人にはあんまり魅力がないかもね。
でも、約1年ぶりの海外旅行。
だんなの仕事についていっただけとはいえ、楽しい旅行になりました~。
写真は次の日記にアップします。