まみむめも＆陶芸

いろんなことがあって　気持ちがざわついていてうまく書けそうにないのだけれど
書かないことには　先に進めないから　残しておきます。そんな3.11の記。

3.11に地震が起きて　それから立て続けに福一（福島第一原子力発電所）が爆発。
そこから福島がフクシマと呼ばれるようになって　怒涛の日々が始まった。
信用できない政府　亀裂が深まる福島の地　
福島の人々はその地にあってもよその地においても　様々な孤立と孤独を強いられ
絆という言葉を使うのも恥ずかしくは無いのか？と　問いたくなる数々の報道と仕打ち。
あっという間の　何も進まない1年だった。

思い返せば　原発の水素爆発の後から　私の髪は一気に抜けて大きな円形脱毛症。
そんな頭の傷跡だって　徐々に毛が生えてきて　縮れ毛がヘンテコだけど
これも立派な復興よ　ね。
生きてれば　物事は進むのだという証明。
いやなにも、こんなことで証明したくは無いけどね^^

もちろん負を指す物事ばかりではなくて　福島に寄り添ってくださる方がたくさんいたのも事実。
でも負の力は　1が10ぐらいに強くて時に目を耳をすべてを覆いたくなるようなこともあって　自分だけぬくぬくとしていて良いのか　というジレンマも大きかった。
だから　せめて福島被災猫のためにと　自分の出来ることを探しだしたわけで…

3.11は故郷で迎えたい、過ごしたい、福島に有りたい　と強く思っていた。
だから　お土産たくさんかかえて出発したのです。
震災後　本当にお世話になった方々へお礼を言いたくて。
本当に絆というにふさわしい人々のもとへ。

そこで　mooちゃんに父に猫神様に導かれていたのかもしれないという出来事が起きました。
3.11未明　母　胃が裂けて吐血　救急搬送。
年末から不調を訴えていた　その頂点がキター　って。
内視鏡による止血、輸血が功を奏して　来週には退院。
最初は病院もベッドもなくてどうなることかと思ったけれど　すべてが良い方に転がって。

下手したら一つ違っていたら　今頃お葬式の段取りで大変だったかもというほどの事態だったのだけど・・・

こうまでも私を福島に向かわせた　怒りのもとにだって　感謝しなくてはいけないと思う。
震災が母を救ったのだと思う。
一人の時にあの状況だったとしたらと想像すると　身震い。

いま東京でトンボ帰りで明日はまた福島。
戻ったら　全力で　にゃんこはうすの写真展支援をします。
私の周りで起こること　そして私のすること　何かにきっと導かれてるんだと思う。
頑張っぺ福島！　頑張っぺみーちゃん！（本名）

にゃんこはうす写真展